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読割 50
紙の本
うめ婆行状記 (朝日文庫 朝日時代小説文庫)
著者 宇江佐真理 (著)
北町奉行所同心の夫を亡くした商家出のうめは、気ままな独り暮らしを楽しもうとしていた矢先、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひと肌脱ぐことに…。著者の遺作となる、未完の長編時...
うめ婆行状記 (朝日文庫 朝日時代小説文庫)
うめ婆行状記
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商品説明
北町奉行所同心の夫を亡くした商家出のうめは、気ままな独り暮らしを楽しもうとしていた矢先、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひと肌脱ぐことに…。著者の遺作となる、未完の長編時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】
【文学/日本文学小説】北町奉行所同心の夫を亡くした商家出のうめは、独り暮らしを楽しもうとしていた矢先、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひと肌脱ぐことを決意するが……。笑って泣いて──人生の哀歓、夫婦の情愛、家族の絆を描いた宇江佐文学の最高傑作!【商品解説】
僅かな月日でも好きなように生きられたらーー。
北町奉行所同心の夫・霜降三太夫を卒中で亡くしたうめは、それまでの堅苦しい武家の生活から抜け出して独り暮らしを始める。醤油問屋「伏見屋」の長女として生まれたうめは、“合点、承知”が口癖のきっぷのいい性格。気ままな独り暮らしを楽しもうとしていた矢先、甥っ子・鉄平に隠し子がいることが露見、大騒動となりうめは鉄平のためにひと肌脱ぐことを決意するが……。
笑って泣いて――人生の哀歓、夫婦の情愛、家族の絆が描かれる宇江佐文学の最高傑作!
僅かな月日でも好きなように生きられたらーー。
北町奉行所同心の夫・霜降三太夫を卒中で亡くしたうめは、それまでの堅苦しい武家の生活から抜け出して独り暮らしを始める。醤油問屋「伏見屋」の長女として生まれたうめは、“合点、承知”が口癖のきっぷのいい性格。気ままな独り暮らしを楽しもうとしていた矢先、甥っ子・鉄平に隠し子がいることが露見、大騒動となりうめは鉄平のためにひと肌脱ぐことを決意するが……。
笑って泣いて――人生の哀歓、夫婦の情愛、家族の絆が描かれる宇江佐文学の最高傑作!
朝日新聞に連載された著者の遺作にして最後の長編時代小説が待望の文庫化。【本の内容】
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紙の本
うめ婆行状記
2023/04/04 09:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇江佐さんの最後の作品
未完であることはわかっていましたが
お話自体はいつもの宇江佐ワールド
楽しく江戸時代にタイムスリップできましたが
やはり読後の寂寥感は私にとってかなりダメージになりました
宇江佐さんの自宅から未発表作品が出て来ました
なんていう嬉しいお知らせを勝手にじっと待っています
紙の本
結末は、読者に任されました。
2019/08/11 07:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
うめの甥っ子鉄平の隠し子鉄蔵をうめが預かった夜、絵本『浦島太郎』のお話に彼なりの感想をズケズケ言う鉄蔵に、うめは、「それもそうだね。でも、これを書いた人の考えがあるから、あたしらは四の五の言えないよ。黙って読むしかないのさ」と言います。
そうだ、私はひとりの読み手、書いた宇江佐さんには宇江佐さんの考えがあるのだから、私たちは四の五の言わずに黙って読め…宇江佐さんから言われたような気がしました。
もちろん、 宇江佐さんは堅苦しく窮屈な言葉を私たち読者に与えたのとは違います。
「四の五の言わずに、まあ読んでね」ってところでしょうか。
しかしながら、未完です。
四の五の言うどころか、大海に放り出されてしまった感じ。
解説の諸田玲子さんが書いていらっしゃるように、「完結に限りなく近づいていたと思われる」、私もそう思います。
残念なことでしたが、未完だからこそ、何度も読み返して想像力を豊かに働かせて、うめたちのその後を心に描いていこうと思います。
梅の香がまさに馥郁としているように。
紙の本
こうなりたい
2018/07/06 14:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴょんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
年とってからの自立。 気持ちはあるが、体力や財力がないとなかなかできないもの。うめさんは財力と行動力、コミュニケーション力があります。 できないことはできないと周りに頼って、生きていくし、本人が言わなくても周りが手助けします。
紙の本
タクタク読み
2017/11/10 20:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たくちゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同心の夫を亡くした町屋出のうめ…堅苦しい武家社会から一歩を踏み出す。
現代と同様で、老いの死を迎えて改めて人生を見つめ直す。女性の不平不満を武家社会・家族らに絡まして作者の気持ちが見え隠れします。
この後、どのように終息したのか、読み手の気持ち1つで変幻自在に…
紙の本
未完なんて・・・続編も是非。
2017/10/12 08:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
商家育ちで同心に嫁いだうめ婆が、夫の死後一人暮らしを始める。
巻き込まれ型人生だけど、うめ婆はしっかり地に足をつけて裏店暮らしを続ける。
登場する兄弟、子供たち、縁の人々ともに、うめ婆の暮らしが進んでいく。
ベタ惚れだった三太夫がだんだん浮き上がってきて、うめ婆の夫に対する意識が変化してくるのが微笑ましい。
うめ婆の行動力に乾杯。それにしても宇江佐真理さんの逝去が悔やまれる。
もっと読みたかった。