恋と嘘（７）

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この第7巻の収録内容は、
第27話「星に恋して」、第28話「予告された嘘」、第29話「恋心の責任」、第29.5話「友達の嘘」
…で、この巻を最初に読んだ個人的な第一印象的としては、
ここまで読んできた第1～7巻の中で、一番、陰鬱で重苦しい後味の巻だった件。
で、
前巻第6巻までは、まぁ7年前に視ていたTVアニメ版の内容との対比って観点もあったし…
一冊読み終わる度に、振返り感想レビューを投稿してたんだけど…
今巻の内容は、正直最初、一気に、天国から地獄へ突き落される系の後味が強かったんで…

幼い計画を実行に移し始めた2人…で、
束の間の幸せ気分を味わった由佳吏だったが美咲の反応･発言の意味が理解出来ず、
更にはちょっと危険な大人の課外授業的展開で「恋なんて 全部 嘘」と身を持って痛感させられ、
精神的に奈落の底へ突き落された由佳吏…そして更なる人間関係崩壊の気配?
…由佳吏的にはちょっと天国後一気に地獄な物語第7巻。
…という、この巻を振返るよりも先に、次の巻をちょっとでも読んで、
この先の流れがどうなるのか知ってからにしよう、
と次の第8巻を読んだら…
次の巻も色々衝撃展開があったりで…そのまま、もう1つ次の巻も読み…と読む内に、
止まらなくなって、結局、第7巻⇒第12巻(2種)まで一気に読んでしまう事になってしまった件。

で、まぁ、今巻から第12巻最終話の展開まで一気に読まされてしまった後で、
再度この第7巻を読んでみれば、色々と、見え方感じ方が違ってくる場面もあるわけで…
最初に読んだ時とは違う意味でジーンと来たり…。

どっちにしても、全巻通してのトータルで見ても、この巻がある意味一番ショッキングで、
どん底に突き落される系の巻で、この巻から一気に怒濤の展開、みたいな一大転換点となる巻だったな、
と。
でも、そんな、どん底に突き落される陰鬱展開の中でも、
「政府通知が無くなっても私はアナタの味方よ」
と支えてくれる莉々奈の愛があったから、ぎりぎり、精神が完全崩壊まではせずに、持ち堪えられた…
次巻以降の怒濤展開の中でも、
不器用ながらも、各キャラ達と真摯に向き合って、先に進んでいけたのかな…
と…そういう意味でも感慨深い、
物語構成的にも、よく練られた秀逸な巻だったなと感心もしています。

余談で、メインキャラじゃないけど、特にこの巻での重要キーパーソンとなっているのが、
今巻の表紙絵にも描かれている「一条花月」で、第29話で絶大なインパクトを残しているけれど…
このキャラに関しては、
(嫌いにはならずに…)第10巻と、第12巻（莉々奈編）最終話での登場場面をお楽しみに、
というメモだけは、残しておこうかな…。

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投稿者：うーよー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あろうことかヒロインの美咲からバッドエンドを突き付けられた。由佳吏と莉々奈が政府通知を拒否して無関係になった状況で、美咲が政府通知婚してしまったら、はしごが外されたようなもの。由佳吏は美咲とも莉々奈とも結婚できなくなってしまう。でも、美咲の政府通知が由佳吏になったとしたら。美咲にはそうなる確信があるのだとしたら…。さて、今巻、一条さんがゲスいですね。高校生がおばさんに反応しなかったらどうするつもりだったんだろう。いや、高校生だからなんだって反応するか。

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投稿者：タタ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

みさきとのデートで、好きだけど将来ずっと一緒にいることはできないということをはっきりと言われてしまう。