- 販売開始日: 2018/07/13
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900921-1
花吸い鳥は高音で囀る【SS付き電子限定版】
【電子限定版】書き下ろし番外編「自由を知る」収録。●美しい高音で囀り、時には人を喰らう妖鳥に変化する鳥人『眼白(めじろ)』──。高値で闇取引される眼白の保護に奔走する警視...
花吸い鳥は高音で囀る【SS付き電子限定版】
08/08まで通常682円
税込 477 円 4ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【電子限定版】書き下ろし番外編「自由を知る」収録。●美しい高音で囀り、時には人を喰らう妖鳥に変化する鳥人『眼白(めじろ)』──。高値で闇取引される眼白の保護に奔走する警視庁捜査官の白井(しらい)。実は眼白の証である隈取りを化粧で覆い、己の正体を隠していた。そんなある日、人身売買の黒幕の手がかりを求めて訪れたのは、伝説の『鳴かせ屋』調教師の鵙矢(もずや)。初めは一切協力しないと豪語していたのに、白井を見た途端、なぜか潜入捜査を買って出て!? ※口絵・イラスト収録あり
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物悲しい結末
2020/11/04 11:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
目白、鳥のメジロではなく、鳥人の「眼白」のお話。
表紙絵がとても綺麗
繊細で丁寧なタッチの笠井あゆみさんの表紙がとても綺麗で、目を引く本です。笠井あゆみさんの表紙が付くだけで、ひょっとしたら売り上げが上がるんじゃないのかな?本の内容が一目でわかる構成の絵は何時もスゴイと思う。
「眼白」という鳥人は、遺伝子組み換えで生まれたデザインベビーと考えたらいいのかな。他に無いオモシロイ設定のSFサスペンスで、惹きこまれて、あっという間に読了しました。
続篇がもし出るなら、こんな哀しい生物がこの世に生まれた経緯について触れたものを出して欲しい。
人が人の価値を決める行為は、競いあいがある限り消せない行為だけど、商材にしてはならないでしょう。
眼白の人身売買を取り締まる捜査官になった白井が、
眼白飼育の名人、伝説の鳴かせ師・鵙矢と組んで潜入捜査を開始する。
養子だった白井。
幼い頃出会った美貌の眼白と、違法の眼白の「鳴き合わせ」会で再会する。そして、マーキングに反応してしまい、自分も眼白であることを隠せなくなる。
再会した美しい眼白は、妖鳥化して共食いをする生物になっていた。
白井の推測通り、美しい眼白は、白井の出生の秘密を知って居る。
妖鳥化して自制が効かない美しい眼白、狂ったなりの精一杯の好意と狂気の自制を示す妖鳥眼白が気の毒で憎み切れない。
結末は、不幸とも幸せとも言えない、死に別れを伴う結末は物悲しい。
新しいジャンルに開眼!
2018/08/17 20:44
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もへじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やー、鳥?鳥人間?どうかなー?と思いながら購入。マイナステンションからの読み始めだったのですが、サクサクニヤニヤホホーゥっと読めました。
花吸い鳥
2020/11/25 06:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
小説ではもふもふ系には特別食指は動かないのですが
鳥には心惹かれます。
で、鳥の話を見つけてしまったので手をだしました。
鳥人の話と聞いて思っていたのと、全然違いました。
鳥人のイメージがちょっとちがった。
そうくるのかーって感じでいい意味で裏切られたです。
司法捜査員の白井奏多・伝説の鳴かせ屋・鵙矢
そして裏の組織のボスの蛇島等々、
なんだか名が体を現わすな感じで
そこらへんもぐっときてしまいました。
でも名前故にわかってしまうところもあるのですが
それはそれで手なのかと思うので、問題はない。
とはいえ、
そんなことなんでもないくらいの話になっています。
「眼白」の設定とか
「鳴きあわせ」とか
「鳴かせ屋」とか
心惹かれるものがちりばめられている。
妖鳥の共食いの件はなかなかすさまじく
白井の綺麗な思い出と鵙矢の禍々しい記憶が
おぞましさと美しさが一緒になって織り込まれています。
そして、実在する妖鳥がまた美しく禍々しく悍ましく執着心がすごい。
最後の眼白の囀りの開放感と歓びがあふれるシーンが
べたべたしないけど
眼白としても尽くしてもらっているという関係と合わさって
いい感じのラストでした
(マムシドリンクは密かにツボ)
笠井さんの絵が素敵です。
特に口絵のアイラインがとても妖しく美しかったです。
ぞくぞくしてしまいました。
(読んでいるイメージはもっと線が太い感じはするのですが
もう笠井さんの絵の麗しさはそれはそれで良しの眼福ものです)
あ、いつも春の花見で見かける
可愛いメジロを邪な目で見てしまいそうです(笑)
作者さんの鳥系はまだあるので、
読んでみたいと思います。
設定◎
2019/07/28 00:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定自体が面白いので、最後まで楽しく読めました。
笠井先生が描く目元の模様がとても美しく、
エロさがさらに際立っていました。
メジロの鳴き合わせ。
知りませんでしたが、実際にあるそうで。
あとがきで中原先生もおっしゃっていましたが、
たしかにエロを感じます笑
鳥だから?
2018/07/22 15:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めのおっさんがカッコいい。鳴かせ屋って言葉もエロチック。
さらっと書いてある内容が、実際のところグロかったりもするのですが、禁忌感があまりないのは、鳥人だから?
鳥がなんだか苦手になった
2020/10/31 17:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
鳥系人間が出てくるお話なのですが、人間がやや鳥になってる感じがちょっと苦手でした。囀る声も高いらしいですし、実写版とかになったらかなり怖いだろうと思いました。鳥嫌いな人にはお勧めしません。ストーリーは面白かったんですがエチも鳥絡みになると萌え度が低いです。同じ著者の別の鳥のお話はとても面白かったんですが。体の変化はやはりモフモフな方が受け入れやすいのかなと思いました。