「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
太宰治 (中公文庫)
著者 井伏鱒二 (著)
太宰治の師として友として、親しくつきあってきた井伏鱒二。井伏による20年ちかくにわたる交遊の思い出や、太宰の作品解説を精選集成する。井伏の没後に節代夫人が語った「太宰さん...
太宰治 (中公文庫)
太宰治
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
太宰治の師として友として、親しくつきあってきた井伏鱒二。井伏による20年ちかくにわたる交遊の思い出や、太宰の作品解説を精選集成する。井伏の没後に節代夫人が語った「太宰さんのこと」を増補。〔筑摩書房 1989年刊の増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
太宰治から「会ってくれなければ自殺する」という手紙を受けとってから、師として友として、親しくつきあってきた井伏鱒二。井伏による、二十年ちかくにわたる交遊の思い出や、太宰の作品解説を精選集成。「あとがき」を小沼丹が寄せる。中公文庫版では井伏の没後に節代夫人が語った「太宰さんのこと」を増補。【商品解説】
著者紹介
井伏鱒二
- 略歴
- 本名・満寿二。一八九八年(明治三十一)、広島県に生まれる。早稲田大学、日本美術学校を中退。一九二九年(昭和四)「山椒魚」「屋根の上のサワン」で文壇に認められる。三八年(昭和十三)、「ジョン万次郎漂流記」により直木賞を受賞。「鯉」「さざなみ軍記」「多甚古村」「丹下氏邸」「本日休診」(読売文学賞)「遙拝隊長」「集金旅行」「漂民宇三郎」(芸術院賞)「武州鉢形城」「黒い雨」(野間文芸賞)などの小説の他、詩集や随筆・紀行も数多い。六六年(昭和四十一)、文化勲章受章。九三年(平成五)没。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
太宰治
2023/01/28 18:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「会ってくれなければ自殺する」という太宰の自分勝手な手紙から始まった交流や、戦後井伏を含む昔からの友人とは会わなくなったこと、最後には後に心中相手となる山崎富栄に半ば監禁されていた太宰の様子などが描かれている。富栄は自殺をほのめかして太宰を帰そうとしないのだが、それが井伏に対して太宰が送った手紙を思わせるが、もちろん関係ないだろう。
正直私はこれを読んでも太宰が好きになれないのだが、少なくとも作品を読んでみたいという気持ちにはなった。また、作品解釈にも役立ちそうな話も収録されている。
紙の本
太宰治氏から「会ってくれなければ自殺する」という手紙を受け取ってから、師として、友として交友を続けてこられた井伏鱒二氏の交遊の思い出記録です!
2020/07/26 11:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和初期に活躍され、「山椒魚」や「屋根の上のサワン」、「ジョン万次郎漂流記」、「本日休診」、「漂民宇三郎」、「黒い雨」などの名作を発表されてきた井伏鱒二氏の作品です。同書は、昭和の天才とまで言われた太宰治氏から「会ってくれなければ自殺する」という手紙を受けとってから、師として友として、親しくつきあってきた井伏鱒二氏による、太宰治氏との20年近くにわたる交遊の思い出や、太宰氏の作品解説を精選集成した作品です。太宰治氏のこと、また井伏鱒二氏自身のことなどが非常によく分かる一冊です!