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紙の本
ガンルージュ (文春文庫)
著者 月村了衛 (著)
韓国最凶の特殊部隊が日本に潜入。中学1年生の祐太朗は事件に巻き込まれ、人質となってしまった。祐太朗の母で元公安の律子は、息子を奪還すべく訳ありの女性教師・美晴とバディを組...
ガンルージュ (文春文庫)
ガンルージュ
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商品説明
韓国最凶の特殊部隊が日本に潜入。中学1年生の祐太朗は事件に巻き込まれ、人質となってしまった。祐太朗の母で元公安の律子は、息子を奪還すべく訳ありの女性教師・美晴とバディを組み…。【「TRC MARC」の商品解説】
韓国特務工作員に息子を拉致された元公安のシングルマザー・律子。息子を奪還すべくバディを組んだのは、訳ありの女性教師だった!【本の内容】
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紙の本
面白さノンストップ!
2018/10/15 15:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんと言っても母親と女教師の組み合わせがいい。いやが上にも読む気が増してくる。ストーリーも無理のない運びで納得出来る。でも矢張り母は強い。
二人の追跡劇の中から日韓の政治状況が見えてきたり、警察内部の力関係や派閥が見えてくるのも興味をそそっている。
紙の本
荒唐無稽とリアリズムの同居
2018/11/11 05:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
田舎町の中学校の体育教師・美晴はPTAからつるし上げされるのが日常茶飯事になっている<問題教師>だが、彼女には彼女の事情がある。
台風が通過した翌日、美晴の生徒が行方不明になって探しているというその母親・律子と行き会う。「そいつはいけない、一緒に探します!」と志願した美晴だが、見つけたのは死体の山。泡を食う美晴だが、律子はその現場から、韓国の要人が誘拐されてその場に居合わせた息子も誘拐犯(韓国の特殊部隊)に拉致されたことを悟る。それがわかるのは彼女にも彼女の事情があるから。いわば第二の金大中事件が勃発なのに、いやそれ故に外交案件、警察はあてにならないと考えた二人は、独力で特殊部隊を追いかける・・・という話。
もしかして、これラノベですか?、と思ったり(私にはラノベの適切な定義がわからない)。
美晴の喋りは30歳過ぎとは思えない、なんか大学生みたいだし。なんだかテンポすごくよすぎるし。
とか思っている間にあっさりハード路線に切り替わり、ありえない展開が次第にリアリティをともなう地に足ついたものになる。
それまで「お母さん」・「先生」と呼び合っていた二人が互いにファーストネームで呼ぶくだりは、わかっていてもちょっとじーんとしちゃうよ。
しかし、特殊部隊との最後の死闘の場が<みなかみ山の上温泉健康ランド>というのはちょっと間抜けすぎるよ・・・でもそれも、この国の地方のまごうことなき現実なんだけどさ。
見事に一気読み、面白かったです! 女同士のバディ、最高!
別に今度はテロリストを相手にしなくていいので、ちょっと続編読みたい。
だけど美晴の設定ですよ。かつてはインディーズロックバンドのヴォーカリスト、元カレは元公安だけどヤバい事件に足つっこんで今では新宿署の生活安全課でくすぶってる・・・って、それ『鮫』すか?! 元カレ、出てきてほしかったけどそれじゃ無理か・・・続編も、難しいか・・・。
よし、次は『槐』だ!