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紙の本
九十三歳の関ケ原 弓大将大島光義 (新潮文庫)
著者 近衛龍春 (著)
信長、秀吉、家康から弓の名人と認められた老将・大島光義。93歳で関ケ原に参陣、生涯現役を貫いた剛直無双の士は、激動の時代に大島家を守り抜いた臨機応変の人でもあった。97歳...
九十三歳の関ケ原 弓大将大島光義 (新潮文庫)
九十三歳の関ヶ原―弓大将大島光義―(新潮文庫)
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商品説明
信長、秀吉、家康から弓の名人と認められた老将・大島光義。93歳で関ケ原に参陣、生涯現役を貫いた剛直無双の士は、激動の時代に大島家を守り抜いた臨機応変の人でもあった。97歳で没した傑物を描いた歴史小説。【「TRC MARC」の商品解説】
信長、秀吉、家康から弓の名人と認められた実在の老将大島光義。鉄砲より優れた連射技と一射必殺の狙撃の凄腕で名を上げ、八十四歳の時、八坂の五重の塔の最上階天井に十本の矢を射込んでみせた。九十三歳で関ヶ原に参陣、生涯現役を貫いた剛直無双の士だったが、激動の時代に大島家を守り抜いた臨機応変の人でもあった。史書に「百発百中」と記され、九十七歳で没した傑物を描く力作歴史小説。【商品解説】
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書店員レビュー
弓一筋に生きた97年の生涯
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
生涯53度の戦場に立ち、93歳にして臨んだのは天下分け目の関ヶ原。3人の天下人に仕え、その弓の腕一つで大名にまで上り詰めた実在の武将・大島光義の半生を描いた歴史小説。
美濃の斎藤家に仕えていた光義ですが、その斎藤家が織田信長に滅ぼされたことにより、大きな転機を迎えます。すでに60歳となっていた光義ですが、その弓の腕を買われ、織田家に使えることとなります。ひたすらに弓の腕を磨き続け、ひたすらに戦場に立ち続ける。衰え知らずの光義は、少しずつ織田家の中で出世していきます。
物語を通して描かれるのが、弓を極めんとする光義の執念。より遠くまで届くように矢羽を工夫し、剛弓を引くための力を身につけるために米俵を担ぐ。自身の最高の一矢を追い続けるその生き様は、どこまでも愚直でありながら、鮮烈な印象を残します。
構えた弓の向こうから天下の移ろいを見つめ続けた、一人の老将の生涯。よろしければご一読ください。
紙の本
年齢じゃない!
2019/10/29 23:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
実在の人物であり、着眼点、タイトルでインパクト十分であるが、ストーリーも面白く、従者の小助との会話がまるで掛け合い漫才のようで、読みどころの一つだ。
紙の本
結構色んなところに出てくる
2019/10/02 16:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店でタイトルを見かけて「えぇっ」と思いました。こんな人がいたのかと。
読んでみると結構面白い。当時で九十三歳って驚異的ですよね。
他の同時代の小説を読んでいると、結構この大島光義が登場するんです。
こちらを読んでおくと尚いっそう楽しめました。
紙の本
長寿は宝だ!高齢者パワーを活用せよ!
2019/05/15 09:41
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少子高齢化の今の日本にも通ずる小説だ。特に「生涯現役」をめざす現代社会において一つの指標となるような作品に感じた。
一芸にひいづるばかりか光義は己の生き方と信念に自信をもって自分をどんどん自己変革していくところがせ凄いなと思う。
作者のこのような人物を掘り出した慧眼にも敬意を表したい。