「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
平将門と天慶の乱 (講談社現代新書)
著者 乃至政彦 (著)
一介の「兵」に過ぎなかった男はなぜ権力に背き、いかに坂東を制し、帝位「新皇」として君臨したのか。未だ謎の多い平将門の実像に迫るとともに、不可解な「怨霊伝説」の真相解明にも...
平将門と天慶の乱 (講談社現代新書)
平将門と天慶の乱
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
一介の「兵」に過ぎなかった男はなぜ権力に背き、いかに坂東を制し、帝位「新皇」として君臨したのか。未だ謎の多い平将門の実像に迫るとともに、不可解な「怨霊伝説」の真相解明にも挑む。【「TRC MARC」の商品解説】
■帝位「新皇」に就いて朝廷に刃向かった、唯一無二の「兵」■
鎌倉幕府を築いた源頼朝、南北朝時代を終わらせた足利義満、
三職推任を打診された織田信長、天下一統を成し遂げた豊臣秀吉……。
いずれも時代が認める改革者であったにもかかわらず、
古い王朝を改めて最上の地位を望まなかったのなぜなのか。
その背景には、武威によって坂東を従わせ、新皇を名乗りえて
京都の朝廷を争った末に、非業の最期を遂げた平将門の存在があったーー。
未だ謎の多い将門の実像に迫る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皇居の大手門のすぐ前側に位置する東京・大手町ーー
メガバンクや商社など名だたる巨大企業が本社を構える日本最大のオフィス街――に、
ぽつんと静かな霊場があるのをご存知だろうか?
10世紀に坂東(今の関東)を鎮定し、「新皇」に即位して、朝廷と争った平将門の首塚である。
都会の喧騒を払うように、清浄な気配を漂わせているが、
この地には見た目からちょっと想像できないような怨霊譚がいくつも伝え残されている。
はたしてそれらの伝説は本当なのか?
東京・大手町に存在する「日本史ミステリー」の真相解明にも挑む!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■本書のおもな内容■
序章 怨霊伝説を検証する 中世の将門怨霊譚/近現代の怨霊譚 ほか
第1章 蔭子・将門の少年期 蔭子なのに叙任されなかった将門 ほか
第2章 遺領が招いた争族 出世街道を外れた理由/「田畠」に隠れていた軍事施設 ほか
第3章 平良兼・良正の襲撃と源護の策謀 敵将を見逃す将門の甘さ ほか
第4章 追捕使・将門の勇躍と逆襲 旧私君・藤原忠平の厚意を得た将門/富士山の噴火 ほか
第5章 坂東独立の風雲 「天慶の乱」について/改元時期の京都と坂東の不安 ほか
第6章 将門、新皇に即位す 坂東の民意から生まれた新皇/弟と側近の諫言 ほか
第7章 誰が新皇を殺したのか 京都へ逃げ出す国司たち/京都滅亡の危機 ほか
第8章 敗者の声と勝者の宴 英雄なき勝利のあと/永続する朝廷と将門への鎮魂 ほか
終章 神田明神と将門塚の興起 なぜ神田明神と将門塚が都内にあるのか ほか
付録 平将門関連年表
【商品解説】
目次
- 序章 怨霊伝説を検証する
- 第1章 蔭子・将門の少年期
- 第2章 遺領が招いた争族
- 第3章 平良兼・良正の襲撃と源護の策謀
- 第4章 追捕使・将門の勇躍と逆襲
- 第5章 坂東独立の風雲
- 第6章 将門、新皇に即位す
- 第7章 誰が新皇を殺したのか
- 第8章 敗者の声と勝者の宴
- 終章 神田明神と将門塚の興起
著者紹介
乃至政彦
- 略歴
- 〈乃至政彦〉1974年香川県生まれ。歴史家。著書に「戦国の陣形」「上杉謙信の夢と野望」「戦う大名行列」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
将門
2019/06/07 06:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭のエッセイまがいは余計だが将門について史料検証も詳しく真実に迫っている。201ページ1行目の下総は下野の誤記であろう。緻密に検証を重ねた逸品である。
紙の本
歴史の謎は面白い
2019/04/30 13:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史書ではなく、ミステリーのような感覚で読んだ。歴史の真実に迫ることはなんて面白くてわくわくすることだろうか。改めて本書を読んで感じた。
歴史の中でいつも悪者にされるのは真剣に世の中を考えた人だということをまたもや知らされた思いがする。
電子書籍
平将門
2023/05/19 12:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
平将門は有名だがどんな人物かよく知らなかったので勉強になった。特に将門記の作者に平良文が関与してて最後に良文が将門を裏切ったことを書かなかったのでは?という推測や将門塚は中世の声聞塚がその音から転じて将門塚になったのでは?という説など興味深かった。一方で将門や貞盛などの心情描写もされてたがどこからどこまでが史料に基づいているのか著者の想像なのかがわからなかったのは難点。
紙の本
内容が曖昧で繰り返しすぎ
2020/10/11 19:47
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容が繰り返えされてばかりで、新たな内容は見当たらない。残念。
紙の本
平将門
2019/05/16 20:02
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
平将門がどのようにして天皇家とのつながりをもったのか。文章としてしっかりしている分読むのに疲れました。