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紙の本
勝海舟歴史を動かす交渉力 (草思社文庫)
著者 山岡淳一郎 (著)
勝海舟が交渉した相手とは、歴史そのものであった−。日本史の大転換点において、「私」ではなく「公」を貫き、時代の大局を見据えて歴史の歯車を動かした男・勝海舟。その辣腕の交渉...
勝海舟歴史を動かす交渉力 (草思社文庫)
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商品説明
勝海舟が交渉した相手とは、歴史そのものであった−。日本史の大転換点において、「私」ではなく「公」を貫き、時代の大局を見据えて歴史の歯車を動かした男・勝海舟。その辣腕の交渉力を軸に、彼の姿を辿る。〔2018年刊の加筆〕【「TRC MARC」の商品解説】
ペリーの黒船が来航し、驚天動地の騒ぎのさなか、
蘭学者・兵学者の勝海舟は冷静に先を見通した。
尊攘倒幕の志士にも、佐幕派の浪士にもならず、
動乱のなかに国家統一の構想を固め、自らの使命を求めて動く。
有力な幕臣となった勝は、複雑で重い運命を背負い、
薩摩の西郷隆盛との大交渉劇「江戸開城」を演じる。
「公」は「私」を超えるという信念のもとに交渉を進め、
江戸は焼かれず、近代国家の首都、東京に継承された。
勝は倒されるべき旧い国家を担い、その幕引きを行った――。
日本の近代史を動かした巨大な交渉人・勝海舟の航跡を生き生きと描く。【商品解説】
江戸無血開城を筆頭に、日本史の大転換点において時代の大局を見据えつつ歴史の歯車を動かした勝海舟の軌跡を描く。【本の内容】
目次
- 序章 濱御殿の焚火
- 「徳川の政治と思うから、間違っておる。天下の政治でござる」
- 第一章 砲艦外交
- 一触即発の「浦賀」/高野長英の来訪/修行の日々、剣術と禅、そして蘭学へ/「勝海舟」の誕生/黒船来航/「手抜きを見逃せと、袖の下を持ってきたのかえ」/密航計画、破れる
- 第二章 咸臨丸で海を渡る
- 「甲板で火を焚くな」/膚の潔き雪をも瞞むく、愛妾お久/あわや海の藻屑に……/薩摩の英明藩主、島津斉彬と会う/二転、三転する遣米使節の「別船」/厳冬の北太平洋、荒れ狂う波濤/武士階級のないアメリカ社会の衝撃
- 第三章 薩長同盟へ
著者紹介
山岡淳一郎
- 略歴
- 山岡 淳一郎(やまおか・じゅんいちろう)
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」を共通テーマに近現代史、政治・経済、建築、医療など分野を超えて旺盛に執筆。著書に『後藤新平 日本の羅針盤となった男』『田中角栄の資源戦争』(以上草思社文庫)、『日本電力戦争』(草思社)、『気骨 経営者土光敏夫の闘い』(平凡社)、『逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝』(KADOKAWA)、『木下サーカス四代記』(東洋経済新報社)、『生きのびるマンション』(岩波新書)、『ゴッドドクター 徳田虎雄』(小学館文庫)ほか。
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日本の近代史を動かした勝海舟の軌跡を描いた名著です!
2021/05/02 12:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』、『田中角栄の資源戦争』、『日本電力戦争』、『気骨 経営者土光敏夫の闘い』、『逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝』、『木下サーカス四代記』といった話題作を発表されているノンフィクション作家の山岡淳一郎氏の名著です。同書では、ペリーの黒船が来航し、驚天動地の騒ぎのさなか、蘭学者・兵学者の勝海舟は冷静に先を見通したと述べられています。尊攘倒幕の志士にも、佐幕派の浪士にもならず、動乱のなかに国家統一の構想を固め、自らの使命を求めて動いた人物として描かれ、有力な幕臣となり、複雑で重い運命を背負い、薩摩の西郷隆盛との大交渉劇「江戸開城」を演じたことが説明されています。日本の近代史を動かした巨大な交渉人・勝海舟の航跡を生き生きと描いた山岡氏の名著です!