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商品説明
森の中のお菓子の家。走り抜けるカボチャの馬車。お城で、眠り続けるお姫さま。次から次へと起きる事件を赤ずきんがスッキリ解決! 世界の童話を密室などミステリのテーマで読み解く作品集。『小説推理』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の昔話をミステリで読み解き好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースにした連作短編ミステリが誕生しました。今作の主人公は赤ずきん! ――クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきんがその途中で事件に遭遇。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載! こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。全編を通して『大きな謎』も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません!【商品解説】
収録作品一覧
ガラスの靴の共犯者 | 5−61 | |
---|---|---|
甘い密室の崩壊 | 63−123 | |
眠れる森の秘密たち | 125−188 |
著者紹介
青柳 碧人
- 略歴
- 〈青柳碧人〉1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。「浜村渚の計算ノート」で「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。他の著書に「むかしむかしあるところに、死体がありました。」など。
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紙の本
童話を元にした物語構成
2022/02/04 13:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る
4つの童話を元にストーリーが構成されている。
赤ずきんが旅をする中で事件に遭遇し推理して行く。どの話も衝撃的で、のめり込む面白さがあった。
2つ目のストーリーで、ヘンゼルとグレーテルの兄弟の兄の異様さにおお?と思わずにはいられない。
童話で一度は見た事のある主人公たちが悪者になったりするのは見どころ。
現実的なドロドロした関係性もあれば、許し難い犯罪に立ち向かう赤ずきんを応援せずにはいられない。
マッチ売りの少女の運命はあの後どうなったのだろうか。夢に溺れて最後を迎えるのだろうか。
私的には星5つの最高傑作の小説でした、気になってる方には迷わずぜひ読んでもらいたい。
電子書籍
最高!
2021/06/27 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ボイルドキャベツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、「むかしむかしあるところに、死体がありました。」という本の続編なのですが、
前編に引き続きオススメしたいほど面白いです。
紙の本
リアル童話
2021/02/11 09:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤ずきんはおばあさんの家へ行く途中、様々な童話の主人公たちの事件に巻き込まれ、そして解決していく名探偵ぶり。童話の味方も角度を変えれば、こんなにもバラエティーにとむものなんだと感心。
紙の本
赤ずきん
2020/11/30 17:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
童話が本格ミステリーになりました。という紹介文を見て、どんなふうになっているのかドキドキでした。内容がどんどん進んでいくので、読みやすかったです。
紙の本
童話が舞台のダークミステリー
2021/08/02 22:57
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤ずきんがバスケットにクッキーとワインを入れて旅をしながら「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」らと出会い、巻き起こる事件を解決したりする話。
童話をモチーフにしているが、内容はとてもよくできたミステリー。
むしろ童話縛りな中でよくこのトリック考えたなぁと感心する。
読みやすくて面白いし、短編連作としてそれぞれが最終的に繋がるのも面白い。
後味は良いとは言えないのは日常系ミステリーじゃない以上は仕方ないか。
先にこちらを読んでしまったが、前作の方もそのうち読みたい。
紙の本
シュペンハーゲン
2020/11/24 22:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「むかしむかしあるところに、死体がありました。」に続く昔話ミステリーの第二弾。前作は日本が舞台でしたが、今回はヨーロッパ。シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女を題材に、密室ものなど、「お約束」な感じの小編が続きます。全編をとおして赤ずきんが探偵役です。
軽いユーモアミステリーという感じで、サクサク読みました。
紙の本
びっくりした
2021/07/31 08:11
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙はたびたび目にして気になっていたので、購入してみました。初読の作家さんだったのですが、でだしのお話からびっくり! 昔話がまさかこんなミステリーになるとは! もとのお話との違いが大きすぎておもしろく、一気によんでしまいました。読み終わって続編だったと知ったので、最初の巻も読んでみようと思います。
紙の本
赤ずきんちゃんが大活躍
2021/04/16 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
童話の主人公達が登場するミステリー。
今まで読んだことのない設定が新鮮でした。
赤ずきんちゃんが謎解きをしていくのですが、このパターンが最後まで続いていたら途中で飽きてきそう…
そう思っていたら最終章は新たな展開が待っており、どう決着するのか楽しみながら読めました。
紙の本
イマイチ
2022/06/23 08:57
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思っていた以上に面白くはなかったです。この手のジャンルは短い方が面白いのかもしれません。あくまで独断だけど。
電子書籍
登場人物が多すぎ
2022/04/30 08:45
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投稿者:あっきゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カズレーザーさんがおすすめしていたので読んでみました。短編が4話あります。最初の話は良かったですが、眠れる森の秘密の登場人物が多すぎ。カタカナ名ばかりでなにが何やら分からなくなってきました。好きな人は好きかも。
紙の本
自己満足
2021/11/24 15:19
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
童話を基にしてこんなミステリー書けるんだよ、っていう自己満足小説。
おもしろみもおかしみもない。
わざわざ童話を題材にして書くような物語じゃない。
紙の本
評判通りの面白さ!
2021/07/04 11:19
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投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤ずきんちゃんらしい口上での謎解明シーンに、頬が緩みました!
童話をベースに組み立てられた、不穏な事件たち。
登場人物たちも勿論、名作童話の人物だけど、少しずつ違う彼らとの出会いも楽しめます。
人生はメルヘンだけじゃない。