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紙の本
私はヒトラーの秘書だった (草思社文庫)
著者 トラウデル・ユンゲ (著),高島市子 (訳),足立ラーベ加代 (訳)
ヒトラーの魅力に屈することがどんなにたやすいことか、大量殺人者に仕えていたという自覚を持って生きてゆくことがどんなに苦しいことか−。ヒトラーの秘書による、その意外な素顔と...
私はヒトラーの秘書だった (草思社文庫)
私はヒトラーの秘書だった
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商品説明
ヒトラーの魅力に屈することがどんなにたやすいことか、大量殺人者に仕えていたという自覚を持って生きてゆくことがどんなに苦しいことか−。ヒトラーの秘書による、その意外な素顔と交流を収めた戦後まもない手記を公開。【「TRC MARC」の商品解説】
「ヒトラーの魅力に屈することがどんなにたやすいことか、
そして大量殺人者に仕えていたという自覚を持って生きていくことが
どんなに苦しいことか」(本書まえがきより)
1942年から45年まで、ヒトラーお気に入りの秘書として第三帝国の中枢で働いていた女性が、
ヒトラーの素顔や側近たちとの交流、そして地下壕での最期までを
若い女性ならではの視線で書き記した手記。
戦後まもない時期に書かれ、半世紀を経て初めて公開された貴重な証言である。
<目次より>
トラウデル・ユンゲによるまえがき
【解説1】ヒトラーに出会うまでの日々
第1章 私はヒトラーの秘書になった
第2章「狼の巣(ヴォルフスシャンツェ)」で
第3章 夜ごとの集い
第4章 暗殺未遂事件
第5章 ベルリンの防空壕で
第6章 たった今、総統が死んだ
【解説2】ある贖罪の年代記【商品解説】
目次
- トラウデル・ユンゲによるまえがき
- 【解説1】ヒトラーに出会うまでの日々
- 第1章 私はヒトラーの秘書になった
- 第2章「狼の巣(ヴォルフスシャンツェ)」で
- 第3章 夜ごとの集い
- 第4章 暗殺未遂事件
- 第5章 ベルリンの防空壕で
- 第6章 たった今、総統が死んだ
著者紹介
トラウデル・ユンゲ
- 略歴
- トラウデル・ユンゲ(Gertraud Junge)
1920年、ビール醸造技師と将官の娘であった両親のもと、ミュンヘンで生まれる。1942年末から45年4月までアドルフ・ヒトラーの私設秘書を務める。戦後、ソ連管轄下の収容所に送られたが、まもなく解放された。その後『クイック』誌の編集長付秘書などの仕事を経て、フリージャーナリストとなる。2002年2月11日夜、アンドレ・ヘラー監督との対話の形で出演したドキュメンタリー映画「死角にて」初上映の数時間後、重い病気のため死去した。
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紙の本
本来のヒトラーの性格が見えてくる
2021/11/06 10:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼへみあん - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々書かれたのがまだ日の浅いうちで、批判とかそういうのではなく思うままに書かれたためヒトラーらへの愚痴やら含めて42年以降の生々しい人となりが描かれている
特筆すべきはヒトラーの演説での準備についてや女性に対しての対応の仕方。
周辺にいる女性たちは若くても決して愚かではなく、非常に頭脳明晰だったりその場の空気を読むのが得意な好印象のある女性たちばかり
ゲリ・ラウバルについても触れているところがあり、その箇所からもヒトラーは決して半姪の事を何も思っていないのではなく、末期まで何かしら思い続けていたのが窺える
自決決断の時、周囲の取り巻きへ逃げるよう促したりと冷静で優しさが見えたり
結婚式の皆やけになってる宴会時に遺書を作成しているので、結婚も長年連れ添った恋人への義理で行ったのでは?と読み取れる
自決後は魔法が解けたようになる面々やらも描かれているため、ヒトラーのカリスマとは何かがなんとなくでも伝わってくる
全体的にあの強面は大衆のイメージのためであり、本来はかなり紳士的な好印象の人物に書かれている
晩年のヒトラーの人となりをもっとも感じられる、自己弁護のほぼ無い最良の作品であるので、ナチスアレルギーの方でも読んで欲しい
電子書籍
ヒトラーって……
2021/09/05 06:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな人物だったんだ……あらためて、ヒトラーの実体がわかります。秘書というもっとも近い立場で、戦争の最中を生き抜いた一人の女性の、リアルな証言はすごく現実味ありますね。
紙の本
ヒトラーの私設秘書を務めたトラウデル・ユンゲ氏による貴重な手記です。
2021/05/01 13:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1942年末から45年4月までアドルフ・ヒトラーの私設秘書を務めたトラウデル・ユンゲ氏による作品です。彼女は、戦後、ソ連管轄下の収容所に送られるが、まもなく解放された後、『クイック』誌の編集長付秘書などの仕事を経て、フリージャーナリストとなります。2002年2月11日夜、アンドレ・ヘラー監督との対話の形で出演したドキュメンタリー映画「死角にて」初上映の数時間後、重い病気のため死去しています。同書は、その彼女の経験を通して、ヒトラーの素顔や側近たちとの交流、そして地下壕での最期までを若い女性ならではの視線で書き記した手記です。戦後まもない時期に書かれ、半世紀を経て初めて公開された貴重な証言でもあります。
紙の本
無関心の悪
2020/08/15 09:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、映画「ヒトラー」の底本となった一冊である。彼女は、戦後ヒトラーの秘書だったのにあまりホロコーストについて知らないことを非難されてました。「私は、知らなかったのに何で過剰な避難をされるの?」そう彼女は、重い戦時中のことについて口を閉ざしました。しかし、白バラ運動があった野を知ったことを切っ掛けに、「知りうる状況において知らなかったのは、それ自体が罪だと」考えるようになり、その罪滅ぼしもかねて、戦時中のことを語るようになりました。それが、本書です。他に、インタビュー番組もあります(映画「ヒトラー」ディレクターズカット版DVDBOXの付録DVD)。