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商品説明
ゲストハウスでほんの一時関わっただけの男から送られてくる罪の告白。その内容は驚くべきもので…。次々と語られる、闇に遭遇した者たちの怪異譚。忍び寄る足音に、背筋が寒くなる連作集。『yom yom』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
闇はあなたの後ろに、今も佇む――。忍び寄る足音に背筋が寒くなる連作集。次々と語られる、闇に遭遇した者たちの怪異譚。ゲストハウスでほんの一時関わっただけの男から送られてくる、罪の告白。その内容は驚くべきもので……(「さまよえる絵描きが、森へ」)。弟が殺人事件を起こし、一家は離散。隠れ住む姉をつけ狙う悪意は、一体、誰のものなのか(「やがて夕暮れが夜に」)。全五篇。【商品解説】
収録作品一覧
ずっと昔、あなたと二人で | 5−62 | |
---|---|---|
母の肖像 | 63−117 | |
やがて夕暮れが夜に | 119−176 |
著者紹介
恒川光太郎
- 略歴
- 〈恒川光太郎〉1973年東京都生まれ。「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞、「金色機械」で第67回日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に「雷の季節の終わりに」など。
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紙の本
そんなに怖くないけど、ジンワリ来る
2020/11/17 18:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとリアルで、なんだか不思議な短編集。基本、暗めです。
ずっと一緒にいたいけど憎しみや悲しみで歪んだ愛情になってしまう、
普通の生活が一瞬にして反転しちゃうような、悪意に陥れられるような、そんな感じです。
最後まで読むと、どうしようもない絶望の先に、ちょこっとだけ希望が見える印象をもちました。
紙の本
闇
2020/11/12 00:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
5つの短編を収録した一冊。連作とまでは言えませんが一部の登場人物が重複しています。なお、本のタイトルと一致する作品はありません。
恒川さんの作品はずっと読んでいますが、本作はファンタジーではなくリアルな小説です。「悪夢」から夢が無くなった感じ。どうも後味が良くない。期待が大きかったためとは思うのですが残念。また次回作に期待します。