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紙の本
眠れない凶四郎 4 (文春文庫 耳袋秘帖)
著者 風野真知雄 (著)
凶四郎の不眠症は快癒しないまま、今日も暗闇の江戸の街を見回る。奉行の根岸は注意深く凶四郎を見守る。しかし、再び殺しが起きる。芝居小屋の裏方が縊り殺された。そして第2第3の...
眠れない凶四郎 4 (文春文庫 耳袋秘帖)
眠れない凶四郎(四) 耳袋秘帖
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商品説明
凶四郎の不眠症は快癒しないまま、今日も暗闇の江戸の街を見回る。奉行の根岸は注意深く凶四郎を見守る。しかし、再び殺しが起きる。芝居小屋の裏方が縊り殺された。そして第2第3の殺しが…。根岸の名推理が冴え渡る!【「TRC MARC」の商品解説】
妻殺害の難事件は解決した。が、名奉行根岸の命により、不眠症がいまだ治らない凶四郎は江戸の夜を巡る。今度の魔物は一体何か?【本の内容】
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ストーリー以外の楽しみ
2020/11/19 23:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
安定の面白さ。娯楽時代劇。
加えて、小説の中に描かれる人の機微や、政治の本質に触れる何気ないフレーズが、風野氏の持ち味。
”お上に不満のあるものがいてはならないというのは、為政者の傲慢だ“という一文にハッとさせられる。政治家や管理職の立場にとって大切な視点だと思う。また、個人に引き据えても、自分のやっていることに、反対するもの、不満を持つものが居ることにイラついたり、傷ついたり、凹んだりするのは、自分の傲慢さなのかもしれないと気づかされる。他人から、受け入れられないことを、受け入れられないことは、自分は他人から受け入れられなくてはならないと言う傲慢さなのだろう。こうした偏屈さ、傲慢さを手放してこそ、自分と異なるものを受け入れて真に多様性を受け入れられる人間になれるのだろうと思う。
凹みがちな自分は、凹むのも傲慢の裏返しと言うことを心に留めて、多様性を受け入れられる度量のある人として成熟したいものである。
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まだ続いた
2020/12/05 01:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
3巻で終わりと思ったシリーズ。
ただ、内容的にはスピンオフ元の「殺人」シリーズのほうに寄ったかも。
視点が根岸側から離れたりして、
全体的によりスピード感のある、クライムサスペンス風に。
新たな敵の出現か。