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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/10/24
- 出版社: 毎日新聞出版
- サイズ:19cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-620-32646-7
読割 50
紙の本
空洞のなかみ
著者 松重 豊 (著)
物書き松重豊、誕生! 軽妙洒脱な筆致で描かれる、演者の心象風景−。「取調室」「ガベル」など短編小説全12編+エッセイ全25編を収録。『サンデー毎日』掲載に書き下ろしを加え...
空洞のなかみ
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商品説明
物書き松重豊、誕生! 軽妙洒脱な筆致で描かれる、演者の心象風景−。「取調室」「ガベル」など短編小説全12編+エッセイ全25編を収録。『サンデー毎日』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
物書き松重豊、誕生!
軽妙洒脱な筆致で描かれる演者の心象風景。
連作短編小説12編+エッセイ25編を収録。
『孤独のグルメ』『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』『きょうの猫村さん』などさまざまな映画、ドラマで注目を集める著者の初の書籍。書き下ろし連作短編小説「愚者譫言(ぐしゃのうわごと)」と週刊誌「サンデー毎日」の連載エッセイ「演者戯言(えんじゃのざれごと)」の2種を収録。演者だからこそ描くことができた心象風景を、独自の軽妙洒脱な筆致で表現。「サンデー毎日」連載時から人気を呼んだ旭川在住のイラストレーターあべみちこによるイラストが彩りを添える。
「あ、そや、空っぽとな、無、ちゅうのは違うもんなんやで」
そう言って老人は烏丸御池のバス停で降りて行った。
二つの言葉がぐるぐる回る。
あの日からか、自分の仕事が分からなくなった。
(『愚者譫言』プロローグ 「バスの中」より)【商品解説】
収録作品一覧
愚者譫言 | ||
---|---|---|
バスの中 | 12−25 | |
取調室 | 26−33 |
著者紹介
松重 豊
- 略歴
- 〈松重豊〉1963年生まれ。福岡県出身。俳優。明治大学文学部在学中より芝居を始め、86年蜷川スタジオに入団。映画「しゃべれどもしゃべれども」で第62回毎日映画コンクール助演男優賞受賞。
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『空洞のなかみ』
2020/11/03 19:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳優 松重豊 はじめての著書
コロナ自粛期間に謹慎蟄居生活を送った俳優の“妄想”が生み出した連作短編12編(「愚者譫言」)と、サンデー毎日に2年にわたり連載したエッセイ25編(「演者戯言」)をあわせて書籍化、2020年10月刊
《物書き 松重豊、誕生!》──帯のコピー
井之頭五郎の独言がぼそぼそと聞こえてくるような語り口の本
紙の本
孤独のグルメは役者だった
2020/12/11 10:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな松重さんの12編の短編と「サンデー毎日」連載のエッセイの一冊。
コロナで仕事が無くなって、書いてみようと産まれた短編の数々。パソコンの前で自分を振り返りながら、空想する世界はさぞかし楽しい時間だったのでしょう。
そんな想いが題名にぴったり。
昔を懐かしみ、フィルムカメラ、機械式腕時計、フィルムに憧れる気持ちは同年代の私も共感出来る。
でも松重さん、まだ還暦前ですよ、少し気持ちが年寄りくさくなっていますよ。
巷では少しでも若さを保つ話題が溢れていて、追いかけられるような気持ちになりますが、松重さんの本はそんな気持ちをほっと和らげ、とても居心地のよい時間でした。
紙の本
松重さんの役作り
2020/12/30 12:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BenchAndBook - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者:松重豊に引かれ購入してしまった。
前半は多分、演じている自分を俯瞰的な観察眼で観て、それを再び自分の言葉として記載しているのだろうと思う。
この事を前提に読むと、松重さんの役作りの一端がわかるような気がして、面白く読めた。
後半は日々感じるままの記述で、捉え方がクスッとくるところもあり、松重さんらしい面がのぞいていた。
しかしやはり役者としての印象が強いせいか、先走った期待感を持ってしまうので、肩透かしを喰うところが出てしまうのは仕方ないところかな。
紙の本
コロナ禍の俳優の妄想
2022/09/04 11:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:令和4年・寅年 - この投稿者のレビュー一覧を見る
役者のエッセイは、映像と顔が交差してきて面白い。大体、役は演技だと強調しなければならない事態に陥る時の役者あるあるの出来事が出て来る。