不倫島 1

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投稿者：なのはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

設定が面白くわかりやすいです。無人島に集められた10組の夫婦がサバイバルをするのはよくあるパターンですが、そこにパートナーの略奪という条件が加わることで、一気に面白さが増します。ストーリーの流れはある意味予想されたような盛り上がりになるのですが、そのストレートな感じがこの漫画では合っているように思いました。殺す殺されるとか、パートナーを力づくで奪うとか、不穏な空気の中でもこの１巻では意外と凄惨な感じは受けません。死人も出るのですが、少しあっさりしているというか。他のサバイバル漫画に比べると、今のところは緊迫感が弱いように感じはしますが、このあとはどうなるかわかりません。リタイアした夫婦も無事にリタイアできるのか、もしかしたらまた強制的に戻されるかも、などといろいろと考えてしまいます。そういう意味では今後無数の展開が考えられるので、先が楽しみな漫画です。

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投稿者：求道半　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本作は不倫を賛美する話でも、不貞行為を指弾する話でもなく、賞金十億円の獲得を目指すサバイバルゲームを描いたものである。
　このゲームに参加した十組のカップルは、不倫相手を探す目的で応募したのではなく、高額の賞金が目当てで、南の島での一ヶ月間に及ぶ過酷なゲームに挑むのだ。
　それでは、何故、不倫島と呼ばれるのであろうか。
　主催者の心中を察するのは困難だが、参加者の選定段階で、容易に別れそうな男女に目星を付けて、厳選し、十億円に相当する修羅場を創出するのが、主催者の目標であるらしく、挑戦者には内緒の横槍を駆使して、ゲームに介入する事により、不倫する者が続出するように、主催者が仕向けるので、この島は不倫島と呼ばれるのかもしれない。
　無論、参加者には棄権する権利が認められており、ゲームのルールと趣旨を知れば、早々に離島する意志を固めるのが、賢明で常識的な人間だ、と言えよう。
　しかし、金に目が眩んだ人間にとっては、このサバイバルゲームは、住環境の充実と食物の充足にさえ目を瞑れば、願ったり適ったりの火遊びでしかない。
　主催者は、用意周到に、副賞を設けており、ゲームを続行したい参加者を足止めするのに、余念がない。
　主人公の岡田兼次郎と妻の華は、新婚旅行で、この島に来た。
　二人の友人の伊達山仁も、妻の美沙と一緒に、この島で過ごす。
　ゲームの最中に不倫すれば、参加者全員に、その事実が伝わる仕組みが備わっているのだが、それでも、新たなカップルが誕生する。
　旅先での夫婦間の揉め事がきっかけであったとしても、その淵源は日常生活にある事が分れば、積極的に推奨すべきではなくても、不倫は容認すべきである、と考えるのは、不健全な思考であろうか。
　これを特異なケースだと考えるのは誤りであり、日本国内においても其処彼処で起こる、ありふれた男女間のトラブルだ。
　新婚カップルも、それ以外の男女も、南の島で、情熱的に、交わる。
　男女の営みを覗き見する読者は、正論を採択してはならない。

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投稿者：明日のことは明日に今日のことも明日にしよう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタばれあり
サバイバルで最後まで残ったカップルが賞金をゲットできるという話。
設定として、結婚しているカップルで連れてこられているけど、残るためにその組み合わせが変わってもＯＫというのがあるので、不倫ということなのかな。
人間ドラマが描かれるんでしょうね。裏切りとか、信頼とか。

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投稿者：ぱぴぱぴこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

設定的には円満ルートもあり得そうだけど、この展開だと泥沼なんだろうな…
バトルロワイヤル的な命がけ展開になれば、面白くなりそうにも思う。