- 販売開始日: 2022/03/25
- 出版社: 海王社
- レーベル: GUSH COMICS
- ISBN:978-4-7964-1502-6
パラフィリアの束縛【honto限定2P&電子限定2Pかきおろし漫画付】
著者 鳥海よう子
三大欲求のほかに支配欲を持つDomと従属欲を持つSubが存在する世界。短期的なパートナーで欲求を満たす合理主義のDom・北方篤史は叔父の遺言により遺されたパートナーの面倒...
パラフィリアの束縛【honto限定2P&電子限定2Pかきおろし漫画付】
商品説明
三大欲求のほかに支配欲を持つDomと従属欲を持つSubが存在する世界。
短期的なパートナーで欲求を満たす合理主義のDom・北方篤史は叔父の遺言により遺されたパートナーの面倒をみることになる。
酷くやつれた様子のSub・塁は欲求が満たされず飢餓状態に陥っていたが
「パートナーなんかもう要らねぇ」と攻撃的な態度で北方を拒絶する。
そんな塁に北方は新しいパートナーが決まるまでの応急処置としてプレイを施すことに。
だが、プレイを重ねるうちに塁への独占欲が生まれてしまい…この衝動は単なるDomの欲求か、それとも―――?
★雑誌掲載時のカラーを完全収録!!
★★電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様★★
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「『良い食事』を心がけねばいけないよ」
2022/09/25 05:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
Dom/Subユニバースもの
最初パートナーを失ったSubの塁が本当の「愛」を知っていく話かと思ってましたが
実はパートナーと恋人を完全分離をポリシーにしていた篤史が
パートナーへの「愛」を知っていく話だった。
Domの苦悩を前面に出して描いていくのはなかなかない作品でした
Dom/Subがマイノリティで偏見が強い世界で
篤史がマイノリティとして生きていく上の鎖が重い。
「『良い食事』を心がけねばいけないよ」と
プレイを「食事」に例えるのが独特
プレイをすることで栄養を摂取という考え方
彼の紳士的で雁字搦めのようなスタイルは
自分の本能に怯え、
それを制御するために契約と自制を自分に課しているからなのだけれど。
(プレイステージを試すのに何故職場で試したんだって
ちょっと私も思ったですが…真面目過ぎる)
塁とプレイを重ねるにつれて、
そして塁を昔の友人に弄ばされるのを見て
自分を雁字搦めにしている鎖が弾けてしまう。
そしてそんな自分自身が怯えてしまうのだ。
自分の本能や執着そして何よりも「塁への恋心」を。
そこから逃げ出すように塁を手放そうとしてしまうほど。
一方塁は自分に添ってくれる篤史のプレイや心を素直に受け入れて
自分をするりと解放してしまった。
彼が怯えて離れようとする篤史に叫ぶ言葉は
ずんと胸をつく言葉でした
ちょいちょい出てくる黒猫はいい仕事しているし
(塁と感情がシンクロしているあたりもよきかな)
栄一は賑やかしいけど良い友人でした(ピアスへの見解にはなるほどって思った)
篤史と塁はまあ甘々に恋人とパートナーとして過ごしていくでしょうから
表紙下で見せた栄一をメインな作品描いて欲しいなぁ。
(綾小路はいらないけれど)
(*>ω<)b
2022/07/22 03:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GAO - この投稿者のレビュー一覧を見る
すっかりハマったDom/Sub。
Domが一体何にそんなに拒絶反応を持っていたのか最後まで分からなかったけど、ストーリーは良かった。
毛を逆立てた猫みたいだったSubも幸せそうだし、Domの本能を受け入れたくなかったのに、それも含めてSubに愛情を注ぐようになったDomも幸せそうだし。
叔父さんはそこまで見通して遺言を遺したのかしら?と深読みしてしまう。
幸せになって良かった〜(*^^*)
domsubそれぞれの葛藤
2022/06/18 00:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ササキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少しネタバレあり
DOMは必ず支配したい自分を受け入れられるわけじゃない
凄く面白い話です。DOMだから強く見えるが逆に自分の性質に怯えてた篤史
そんな篤史を宥める塁が本当に強くてもうベストカップルです笑
英一が医者っていうのも驚きましたがまさかSwitchだなんて攻め顔かっこいい!
英一のプレイももっと見たいです!
関係性の変化にご注目あれ
2022/03/26 00:12
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投稿者:唯人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
D/Sを土台にした本作。
当初は双方の食事目的の関係だったものが、体を重ね言葉を交わすことにだんだんとそこに双方への気持ちが乗っていくことに。
Subである塁のある一言が、ぐっと来ました。言われてみたいし、言ってみたい。
また多くのコマに出てくる黒猫がかわいすぎるのでそれも注目してほしいです。猫は二人をつなぐ大事な架け橋になっていると思います。
鳥海先生の絵はとても受けがえっちぃ・・・・唇の描き方が個人的に好きなのと、最後はちゃんとドロドロに愛し合ってくれるので、D/Sものと言えど痛いだけじゃないのがいいです。
最終話後の話も二人の未来を暗示していてとてもよかったです。
ちょっと癖がある設定
2022/12/21 23:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
Dom/Subが異様者に扱わられ偏見を持つ世界、プレイには契約書が必要でたとえDom/SubではなくNormalでも契約があればパートナーになれる設定、Dom/Subバースというより普通にSM味が強いかも。最初はちょっと展開が急すぎてプレイもドライだなと思ったが、いい結末でした。驚いたのは全話の表紙がカラーページで特典漫画もフルカラー!修正もよし!
悩めるスパダリDom
2023/05/13 23:09
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投稿者:テルテルミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
Dom/Subってまだ自由度が高い分類なんですかね。色んな解釈があって面白いです。
Domの特性に怯えている攻めが、遺産と共に猫系Subを引き取るお話でした。
初作者さんなので新鮮な気持ちで読みました。
読み始めは絵が雑に思えて入り込めませんでしたが、ストーリーが良かったので、後半はどんどん読めちゃいました。
当て馬くんがいい味出していました。その後もあってニマニマしちゃいました。ハッピーエンドで良かったです!
「君は今まで セッ◯スを したことがないのか」作中より。
2022/07/24 22:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
DomとSubのプレイを「食事」にたとえた、Dom/Subユニバースものです。
ネタバレがあります。
●会社経営者で「Dom」の攻め・北方篤史
●渡の元パートナーで「Sub」の受け・塁
●篤史の叔父・北方 渡
「Dom」の在り方を教えてくれた叔父が亡くなり、弁護士から遺言書と森の中にある家のカギを渡された篤史。同じ立場で悩みに寄り添い支えてくれた叔父への恩返しにと、遺言書に従い、託された「Sub」の塁の面倒を見ることにしますが・・・
「Dom」としての欲求を抑えられず「Sub」を傷つけることを恐れ、パートナーと恋人は分ける主義だった篤史が、叔父の元パートナー・塁と出会い見事にハマってしまうお話でした。
紳士的、理性的でありたいとそう振る舞うキャラこそ恋に溺れ、恋人にメロメロになるお約束。感覚で行動する塁との相性はバッチリです。
そしてふたりのプレイは性行為が最初からあって、しかもエロの割合が高いなぁと思っていたら奥付を見てそうか、と納得(ところかまわず〜のテーマのときは、篤史の苦労が察せられます)。
言葉責めより道具の方が本格的なので、視覚でDom/Subのプレイを堪能したい方におすすめです。