「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/22
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/527p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005515-7
読割 50
紙の本
幸村を討て
著者 今村 翔吾 (著)
何年にもわたる真田父子の企みを読めず翻弄される諸将。徳川家康、織田有楽斎、伊達政宗、ついには昌幸の長男信之までもが叫ぶ。「幸村を討て!」と…。エンターテインメント巨篇。『...
幸村を討て
幸村を討て
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
何年にもわたる真田父子の企みを読めず翻弄される諸将。徳川家康、織田有楽斎、伊達政宗、ついには昌幸の長男信之までもが叫ぶ。「幸村を討て!」と…。エンターテインメント巨篇。『読売新聞オンライン』連載を加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
直木賞受賞第一作
昌幸、信之、幸村の真田父子と、徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永らの思惑が交錯する大坂の陣――男たちの陰影が鮮やかに照らし出されるミステリアスな戦国万華鏡。
誰も知らない真田幸村
神秘のベールに包まれた武将の謎を、いま最も旬な作家が斬る!
七人の男たちが、口々に叫んだ――幸村を討て!
彼らには、討たなければならないそれぞれの理由が……。【商品解説】
著者紹介
今村 翔吾
- 略歴
- 〈今村翔吾〉1984年京都府生まれ。「八本目の槍」で吉川英治文学新人賞、野村胡堂文学賞、「じんかん」で山田風太郎賞、「塞王の楯」で直木賞受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
恐るべし真田家の謀略
2022/06/21 02:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋の店長をやりつつ直木賞受賞という異色の作家さんの描く真田幸村。幸村をメインに据えながらも一人称としては描かず、彼に関わった7人の武将たちを主人公に、幸村を間接的に描いていくという連作短編集。なかなか面白い構成だ。そして爽やかでクリーンなイメージの幸村ではなく、ちょっとダークサイドな幸村を満喫できる。特に毛利勝永の話は感涙ものだ。幼き茶々との交流がどこまで真実かはわからないけれど、淀殿との関係がロマンチックで素敵。また、なんとも気の毒な南条元忠と日本最強の忍びとの絆もうるっとくる美談に仕上がっている。
紙の本
入れ替わり
2022/10/16 19:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな人が、どんどん入れ替わりながら、「幸村を討て!」と言っていくところが面白かったです。 家康が幸村という名前を認めていましたね。
紙の本
夢を追う
2022/09/16 13:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
この分厚い一冊の核にあるのは「真田の夢」のために血を流す兄弟の物語。
兄亡き後に命を掛ける事をやめた有楽斎。
彼にとって夢とは兄に認めてもらう、兄の役に立つ事だったのだろう。
それは失われてしまった。
プライドだけであのごちゃごちゃした豊臣家のために命を捨てる気になれなかったのはわかる気がする。
あたら命を散らす事になった何条、夢を潰された後藤が気の毒に。
真田家との関わりで捨てたはず夢を形を変えて追う事にした政宗。
切ない形で誓いを守るという夢を叶えた勝永…
この物語最大の戦いは家康・正信と信之の間で行われた。
舌戦などではない、言葉を刃に変えた真剣勝負。
鬼気迫る戦いの勝者は信之となった。
夢は叶ったのだ…
どうせなら家康と対峙した政宗の戦い(これは見ものだったと思う)と保護された幸村の子供たちのエピソードがもう少し読みたかった。
数人の視点で真田幸村を浮かび上がらせる試みは面白い。
その分、少々幸村の人となりがぼんやりしたのは残念。
電子書籍
七人
2022/06/30 00:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
真田幸村の周りに七人の武将がいて、……。それぞれが、主人公目線で書かれた短編集。一応、幸村が主役なんですよね?しかし……、こういうカタチの小説は、あまり読んだことなかったので新鮮でした
紙の本
長すぎる
2022/09/04 06:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
真田幸村を、それ以外の人が語ることで幸村を浮かび上がらせる構成。
読んでいて大変面白いのだが、登場人物が多く、誰が誰と関係はどうだった、など読んでいるうちに分からなくなる。
そして長い。
今回は図書館から借りた本なので途中で断念。