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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 223件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2022/05/10
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-791871-2
文庫

紙の本

傑作はまだ (文春文庫)

著者 瀬尾 まいこ (著)

50歳の引きこもり作家の前に突然現れた初対面の息子。孤独に慣れ切った世間知らずな父と、近所付き合いも完璧にこなす25歳の息子の同居生活の行方は…。父と子の再生の物語。【「...

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傑作はまだ (文春文庫)

税込 715 6pt

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商品説明

50歳の引きこもり作家の前に突然現れた初対面の息子。孤独に慣れ切った世間知らずな父と、近所付き合いも完璧にこなす25歳の息子の同居生活の行方は…。父と子の再生の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

「永原智です。はじめまして」そこそこ売れている50歳の引きこもり作家の元に、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子が、突然やってきた。孤独に慣れ切った世間知らずな加賀野と、人付き合いも要領もよい智。血の繋がりしか接点のない二人の同居生活が始まる――。明日への希望に満ちたハートフルストーリー。【商品解説】

引きこもり作家のもとに、突然今まで会ったことのない息子が現れた。血の繋がりしかない二人の同居生活は……。あたたかな家族小説。【本の内容】

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みんなのレビュー223件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

温かい

2023/06/18 18:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて会う様な大人のになってしまった息子と父親のほっこりするお話しでした。
息子さんの飄々とした発言が心地よく、改めて家族を考えられました。

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紙の本

ホッとする作品

2023/01/02 09:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

代表作の「そして、バトンは渡された」とやや似た親子関係の父と息子の物語である。この作家らしい軽妙な語り口でどんどん話が進んでゆく。途中でいくらか考えさせられる場面が出てくるが、基本的には人の優しさ、善良さを信じる 姿勢に変わりはない。やや食い足りないところはあるがホッとする作品である。

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紙の本

父と息子のはじめまして

2022/08/16 19:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

正に世間離れした小説家と、一度も会ったことがない息子との遭遇とその後の経緯を綴った「はじめて」物語である。後半で明らかになる理由で世間にそれなりに慣れている息子の行動は、明るく優しを持っている一方、親父の方の世間を知らなすぎるのは、一人でいることに困らない事情のせいだろう。世間に関わらずに生活できるとすれば、それもいいことかもしれない。現実には、そんな生き方はできないと思ってしまう自分の卑屈さが恨めしい。

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紙の本

コンビニ店長

2022/06/13 06:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナムナム - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作品が映画化されるなら、作中のコンビニ店長「笹野幾太郎」役は、
笹野高史さんがぴったりです。
瀬尾まいこさんも、それを意識して書いていたのかもしれません。

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紙の本

変な親子関係が…

2022/05/12 23:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オムラ椅子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

瀬尾作品に登場する家族は、いつも普通じゃない。
変なの、と思って読み始めるが、登場人物たちから
「いやいや、これが私たちの普通なんですよ」という声が聞こえてきて、
最終的には「変なの」は覆ってしまう。
だいぶ変な親子の話だったが、
やはり覆ってしまった。
からあげくんがらみの話が、最初から最後までぜんぶ好きでした。
微笑ましい場面ばかりが思い出されるハッピーな読書体験でした。

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紙の本

最後まで読んでタイトルに感じるものがある

2023/11/25 17:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る

大卒後、就職せずにずっと職業作家として生きてきた男のところへ一度も会ったことはないが存在は知っている息子が訪ねてきて、同居生活を始める。
息子はコミュ力が高く、近所の人たちともすぐ仲良しになる。
おっさん(と息子が呼ぶ)は、ほとんど人との交流なしに生活してきたため、一般的な人付き合いができないが、そのことで不便を感じていないため、息子がいろいろ自分の生活をひっかきまわしているように感じてしまう。
しかし、実は自分のあまりにも世間知らずなところに気づいていく。
そして、他人にどう振舞ったら良いのかに戸惑うも、少しずつ行動を起こしていく。
人間の本質を描いていると思っていた自分が、実は一番人間のことをわかっていないんじゃないかと気づいていく、その過程が丁寧に、かつ温かく、笑える感じに描かれていて、さすが関西出身!と思う。
ここをぐいぐい読ませる話のつくりは、本当に巧い。

結末も温かい。
この優しい感じ好き。

現実が大変なのに、フィクションでまで、きつい内容に対峙したくないのは、全く同感。

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紙の本

智くんが教えてくれる"普通"にグッときた

2023/02/06 08:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すもも - この投稿者のレビュー一覧を見る

一夜限りの関係で 生を受け25年間1度も会ったことも声も聞いてことも無い 息子『智』が 前触れもなく 突然 目の前に現れて 戸惑いながらも 次第に 近ず近づていく2人。
世の中から閉鎖された『安全な世界』では知りえなかった『普通』を『智』くんから教えてもらいます。
この『普通』が 本当に なんでもない事なんですが 疲れた心には 忘れていた事ばかりで ちょっと泣けました。
突拍子もない始まりでしたが 2人の共同生活が終わる頃には 大切ななにかを『大切』に出来て幸せを感じる優しいラストに心あたたまりました。
そして 個性豊かな 素敵な登場人物ばかりでした。

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紙の本

まちがいない

2022/05/26 15:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りり - この投稿者のレビュー一覧を見る

瀬尾まいこさんの本は一気に読めて読後感もよく、やっぱりまちがいない!おっさんへの智のツッコミがおもしろすぎて笑いながらも心温まる展開でした。

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2022/05/10 16:17

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2022/04/20 11:16

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2023/09/19 00:53

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2023/11/11 15:42

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2023/10/11 15:35

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2022/05/24 12:03

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2022/06/10 11:52

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