死亡告示 トラブル・イン・マインドII
著者 ジェフリー・ディーヴァー , 池田真紀子・訳
ドンデン返しの魔術師、第三短編集。レギュラーキャラも登場する豪華上下巻の下巻が炸裂! リンカーン・ライム、キャサリン・ダンス、コルター・ショウら看板シリーズの長編はもとよ...
死亡告示 トラブル・イン・マインドII
商品説明
ドンデン返しの魔術師、第三短編集。レギュラーキャラも登場する豪華上下巻の下巻が炸裂!
リンカーン・ライム、キャサリン・ダンス、コルター・ショウら看板シリーズの長編はもとより、短編の名手でもあるディーヴァー。「このミス」2位となった第一短編集『クリスマス・プレゼント』、第二短編集『ポーカー・レッスン』は、それぞれ「Twisted」、「More Twisted」なる原題どおりのドンデン返しの連打で読者を驚愕の渦に巻き込んだ。
8年ぶりの第三短編集はさらにパワーアップ。レギュラーキャラクターが総出演で暴れまわった上巻から一転して、この下巻では普段のディーヴァーとはちょっと違うスーパーナチュラル、オカルトめいた怪しい雰囲気の漂う作品も。そしてまさかまさか、リンカーン・ライム、死す――!?
ファンだった作家の死に納得いかない、犯罪小説好きの刑事。「人間を悪に走らせる超常存在」と戦う心理カウンセラー。思わぬ難敵にぶち当たった尋問のプロフェッショナル軍団。一見事件性のない心中事件に挑む、内勤のオタクな「数学刑事」と無頼派剛腕刑事の凸凹コンビ。一癖も二癖もあるキャラクターたちが意外すぎる結末へ走り抜ける。
そして表題作では、下巻唯一のシリーズ・キャラクター、ライムの「死亡告示」が公表!?
ことこの短編集に限っては、「正義は勝つ」とは限らない。
「あなたがこれから目にするのは、あなたの予想を裏切るものばかりであるはずだ」(著者)
人騒がせ(トラブル・イン・マインド)な連中の企みに翻弄される快感、徹夜必至の読書体験をお約束します。
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短編集
2023/11/29 13:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
リンカーンの死亡の記事すごかった。
略歴じっくり読むと、今迄の本には出なかった話とかもあるので面白かったです。
リンカーンの続編早く読みたい。
いつもとひと味違うジャンルです
2022/08/25 00:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディーヴァーの短編集の後編。中でも中編小説の「永遠」は秀逸。数字オタクの新米刑事というキャラもユニークだし、相棒は肉体派ベテラン刑事という、この凸凹コンビがなかなかいい。このキャラ立ても最後にドンデン返しを喰らうことになるのだが。動機も手口も容疑者もまるでわからない所からの捜査というプロットもいい。ふつうはこれで一件落着という所で終わらず、これでもかこれでもかとドンデン返しを繰り出すところは長編なみのボリューム感。そういう中に恋バナをサラッと挿入するあたりの清涼感もディーヴァーならではのスゴ技だ。
短編の締めくくりに中編(長編?)を配置した旨味満載の逸品。
2022/06/28 11:43
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編の締めくくりに中編(長編?)を配置した旨味満載の逸品。短編集の場合、読み終わった後でもう少し余韻に浸りたいと思うのだが、本作品の場合、締めに中編を配置したことで満足感も十分。特に、[2]カウンセラー(短編)の皮肉な結末と、[6]永遠(中編)の長編の要素が凝縮された傑作の2作品が気に入った。
趣を変える一文の魅力
2024/06/18 02:10
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続き、バリエーション豊富な短編集。といっても最後の『永遠』は中編的な長さ。どちらかと言えば変化球的な作品が多かった印象ですが、その切れ味は抜群。どの作品でも、何てことのない話が、一つの文章でガラッと、趣が変わる楽しみが味わえました!