紙の本
森鷗外 学芸の散歩者 (岩波新書 新赤版)
著者 中島 国彦 (著)
多彩な小説を発表、軍医高官として論文執筆や公務もこなし、荷風など後進の作家にも目をかけ、子どもたちから優しいパッパと慕われる−。学問と芸術の世界を自由に歩き回った等身大の...
森鷗外 学芸の散歩者 (岩波新書 新赤版)
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商品説明
多彩な小説を発表、軍医高官として論文執筆や公務もこなし、荷風など後進の作家にも目をかけ、子どもたちから優しいパッパと慕われる−。学問と芸術の世界を自由に歩き回った等身大の森鷗外の姿を、同時代の証言とともに辿る。【「TRC MARC」の商品解説】
恋愛、性欲、大逆、殉死──多彩な、時に問題視される小説を次々に発表。翻訳や論争や雑誌活動にも精魂傾け、軍医高官として論文執筆や公務もこなす。荷風や啄木や一葉など後進の作家にも目をかけ、子どもたちからは優しいパッパと慕われる。「時代より優れ過ぎた人」鷗外の歩んだ遥かな道程を、同時代の証言とともに辿る決定版評伝。【商品解説】
「時代より優れ過ぎた人」?外の歩んだ遥かな道程を、同時代の証言とともに辿る決定版評伝。【本の内容】
目次
- プロローグ――自伝と証言の間
- Ⅰ 林太郎として生まれて──日本とドイツ
- 1 故郷と両親――青野山に見守られて
- 2 医学に導かれて――上京と医学校生活
- 3 ドイツ留学――諸都市をめぐる
- Ⅱ 鷗外への変貌──創作と軍務
- 4 ドイツ三部作――エリーゼ事件と最初の結婚
- 5 翻訳と論争――応答する自己
著者紹介
中島 国彦
- 略歴
- 〈中島国彦〉1946年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。同大学名誉教授。博士(文学)。日本近代文学館理事長。「近代文学にみる感受性」でやまなし文学賞受賞。
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紙の本
王道の伝記です。
2022/08/16 17:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
文句なしに、伝記として王道の内容です。
岩波新書のレーベルにふさわしい、スマートなつくりをしています。
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評伝
2022/08/22 03:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
森鴎外の人生と作品を組み合わせた評伝。鴎外の人生での出来事と作品を資料に基づき評価している。ただ、細かく出来事のエピソードを記しているのではないので伝記ではない。また作品を事細かに評価してるのではないので、中間的存在。興味深いのはドイツ留学時代と退官間際。鴎外といえども官吏としての出世か作家・文学者として生きるか揺れ動いた姿も垣間見える。多数の作品・翻訳・評論を残した鴎外。明治期からの文学界に大きな影響を与えている。