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紙の本
優莉凛香 (角川文庫 高校事変劃篇)
著者 松岡 圭祐 (著)
凶悪テロリスト・優莉匡太の四女、優莉凛香。苛烈な宿命を負った少女は生きることへの諦念を抱きつつ、一方で中学生らしいアオハルの日々を夢想し…。「高校事変」のスピンオフエピソ...
優莉凛香 (角川文庫 高校事変劃篇)
優莉凛香 高校事変 劃篇
05/09まで通常880円
税込 440 円 4ptこのセットに含まれる商品
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商品説明
凶悪テロリスト・優莉匡太の四女、優莉凛香。苛烈な宿命を負った少女は生きることへの諦念を抱きつつ、一方で中学生らしいアオハルの日々を夢想し…。「高校事変」のスピンオフエピソード。【「TRC MARC」の商品解説】
凶悪テロリスト・優莉匡太の四女、優莉凜香。姉の結衣を常に意識し、焦燥が混じった憎悪ばかりを募らせていた。苛烈な宿命を負った少女は生きることへの諦念を抱きつつ、一方で中学生らしいアオハルの日々を夢想した。たわいない会話で笑い合える友達、胸をときめかす淡い恋……そんな少しの希望を胸に、非情な現実に立ち向かう――。孤独を抱えるサブヒロインを真っ向から描く、完全新作の壮絶スピンオフエピソード!【商品解説】
著者紹介
松岡 圭祐
- 略歴
- 1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。
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紙の本
『優莉凜香 高校事変 劃篇』
2022/11/03 21:01
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつて平成最大のテロ事件を起こし死刑になった半グレ集団のリーダー優莉匡太の四女として育った中学2年生の優莉凜香
沖縄から生還した凜香にあったのは、すべてにかなわない姉 結衣への憎しみと思慕、死を願いつつもあこがれる年齢相応のアオハル生活だった
束の間の平穏な暮らしを手に入れた凜香にパグェの女ヨンジュが告げる
「本当に死を覚悟してるのか?」
「……いまんとこは」
思わぬ申し出を受けた凜香は……
早春の帯広を舞台に“最強の妹”の“最高の物語”が始まる
『高校事変』のはねっかえり、凜香をヒロインに据えたスピンオフ作品、2022年10月刊
《これを読まねば「高校事変」は語れない!》──帯のコピー
本編ではVIの権晟会事件からVIIの甲子園球場事件の時期に位置する
紙の本
優莉凛香
2024/02/04 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「キングコング」って…。作者は幼少期に夕方再放送を観ていたな。とは言え謎選曲過ぎる。凛香なら「花の子ルンルン」はどうかな。「私は花の子です名前はリンリンです」なんて。さて、凛香に結衣の様な無双の戦闘が出来るのかと興味津々だったが、戦闘力はあったな。が、生き残った主因はヤヅリの射撃の腕の酷さだな。凛香が避ける描写がなくても、ハヌルを優先して集中していなくても命中しない。なおパグェとの接点が描かれたが、これなら8巻でヨンジュと共闘して結衣を殺してもおかしくなかった。ハヌル、ユノ、ヒョウシクは今後再登場あるかも。
紙の本
妹・凛香
2022/12/24 13:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編第7章で結衣が甲子園で田代HDと対峙していた頃。妹・凛香の北海道・十勝山奥の矯正施設での出来事。誘拐された韓国財閥御曹子キム・ハヌル(8歳)と出逢う。本編と同じバイオレンスアクション満載だが、凛香が中学2年生と幼さ残る年頃故の初恋など甘いエピソードや、所謂・中二病の拗らせ感が挿入され緩急ある本編とは少し雰囲気の異なる仕上がり。そして憎んでいたはずの結衣への思いが変化し、凛香も大人の階段を登り始める成長譚にもなっている。ちょっと切ない余韻残る結末も良い。来月には結衣の北朝鮮での出来事が刊行!待ち遠しい。
電子書籍
凛香の幸せを願わずにはいられない、そんなスピンオフ
2022/11/29 08:35
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『優莉凛香 高校事変 劃篇』は、つい最近完結した『高校事変』シリーズの主人公優莉結衣の妹凛香の物語です。本編では語られていなかった凛香の日常や思いなどが綴られています。
時間軸は本編の田代勇次が大量の武器をもって日本に上陸作戦を行う手前(本編IX)の辺りです。
彼女がどういう思いで姉の結衣を殺そうとしたり、それが叶わなかった後、どういう思いを姉に抱いていたのか、彼女の複雑な憧れや孤独感、期待と失望、どうせダメだという諦念と自己嫌悪。様々な思いを持て余して自棄になりつつも、純粋なものを自分のせいで汚したくないという良心や守りたいという正義感は結衣と通じるものがあります。
激しい「中2」生活を送った凛香の幸せを願わずにはいられない、そんなスピンオフの物語でした。