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紙の本
後宮の毒華 1 (角川文庫)
著者 太田 紫織 (著)
玄宗皇帝の後宮に入った姉が失踪したと知らされ、身代わりとして女装で後宮に入った少年・高玉蘭。妃修行に励む中、彼は古今東西の毒に通じるという「毒妃」ドゥドゥに出会う。折しも...
後宮の毒華 1 (角川文庫)
後宮の毒華
05/09まで通常748円
税込 374 円 3ptこのセットに含まれる商品
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商品説明
玄宗皇帝の後宮に入った姉が失踪したと知らされ、身代わりとして女装で後宮に入った少年・高玉蘭。妃修行に励む中、彼は古今東西の毒に通じるという「毒妃」ドゥドゥに出会う。折しも側近の女官に毒が盛られ…。【「TRC MARC」の商品解説】
時は大唐。繁栄を極める玄宗皇帝の後宮は異常事態にあった。
皇帝が楊貴妃ひとりを愛し、他の妃を顧みない。
そんな後宮に入った姉を持つ少年・高玉蘭(こうぎょくらん)は、
ある日姉が失踪したと知らされる。
やむにやまれず、玉蘭は身代わりとして女装で後宮に入ることに。
妃修行に励む中、彼は古今東西の毒に通じるという「毒妃」ドゥドゥに出会う。
折しも側近の女官に毒が盛られ、彼女の力を借りることになり……。
華麗なる後宮毒ミステリ、開幕!【商品解説】
目次
- 第一集 玉蘭、華清宮にて毒妃に出逢う 11
- 第二集 華妃玉蘭、後宮で犬を抱いて走る 177
- 第三集 玉蘭、青い実に愁う 255
収録作品一覧
玉蘭、華清宮にて毒妃に出逢う | 11−175 | |
---|---|---|
華妃玉蘭、後宮で犬を抱いて走る | 177−254 | |
玉蘭、青い実に愁う | 255−329 |
著者紹介
太田 紫織
- 略歴
- 北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリス
タ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。
著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。
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紙の本
毒妃のいる後宮
2023/11/04 16:28
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮ものでは珍しい、架空の国ではなく唐の玄宗皇帝時代の後宮が舞台。
クセがある知的美女と未熟な少年のコンビは作者の黄金パターンですね(笑)
行方不明の姉の身代わりで後宮にいる女装の弟
さすがに声でバレるのではとツッコミたくなります。
何故姉は姿を消したらのか、その思惑は?
気になるので次の巻は必ず読むと思います。
紙の本
後宮もの・毒物もの
2023/01/21 09:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐末期、玄宗皇帝が楊貴妃を溺愛していた頃。妃・翠蘭の失踪に窮した叔父で宦官の高力士に懇願され弟の玉蘭が身代わりに。そこで出会ったアルビノの通称・毒妃ドウドウ。彼女の力を借り様々な毒物事件を解決する。設定は手垢が付いた感はありますが、特定分野でマニアックな女性は筆者の得意分野。活き活きと動きまわっています。楊貴妃も重要人物として、早速登場したのは少々意外。かの安禄山はまだ名前だけ。事件はまだまだ個人的な小さなものばかり。失踪事件の裏にある背景は壮大さを匂わせる。今後が楽しみ。次巻が待ち遠しい。
電子書籍
続きは気になる
2023/03/25 04:39
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮の妃である姉が突然失踪したため姉のフリをするために後宮に入った異母弟主人公が、後宮内の毒事件に対処する毒妃と呼ばれる妃と出会って事件を解決していく短編連作ミステリー。
架空中華じゃなくて楊貴妃時代の後宮というのは珍しいかも。
最初は物語に入りにくかったけど、毒妃が出てきた辺りから面白くなってきた。
少年主人公、姉のフリが上手すぎて笑う。
姉の安否や所在がなんとなくわかったものの、失踪理由が不明なままなので続きが気になる。
よくある毒やアレルギーではない形の毒アプローチも良かった。
参考文献すごいなぁ。