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紙の本
サル化する世界 (文春文庫)
著者 内田 樹 (著)
「今さえよければ自分さえよければ、それでいい」という“サル化”が進む社会で、人口減少問題からAI時代の教育までを論じる。堤未果との対談も収録。【「TRC MARC」の商品...
サル化する世界 (文春文庫)
サル化する世界
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商品説明
「今さえよければ自分さえよければ、それでいい」という“サル化”が進む社会で、人口減少問題からAI時代の教育までを論じる。堤未果との対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
(せめて)自分だけは、が自分を育てた世界を枯らす
2023/04/27 23:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サンバ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サル化する、とは本書冒頭にあるように「朝三暮四」の逸話におけるサルと同一化していくことを指している。つまり、上が渡す資源を減らす際、直近ものだけを維持する(次から減る)詐術に騙されて、その「今が一番もらえる」状態の保存に躍起になる人だ。
「自分だけ」分かち合うことをやめれば、自分の取り分は最大化されるという考えだが、自分以外は今まで通り分かち合うはずだという思い込みを内包している。このような人は、「自分のような人間がいない世界」を望んでいる。そう喝破する。
「人口減少の中で成功したモデルはない。過去の成功者に従うのではなく、やりたいことをやればいい」道はないが、視界は開けているのである。
紙の本
現在とこれからの日本が、未来を生きる日本人の子ども達に何が必要なのか考えるための良書です。
2023/03/21 03:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本の虫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いままでは「ロボット大量生産型」の様な教育でもそれなりに社会人として生きてこれたが、コロナ禍やウクライナとロシアによる戦争がおきている混沌とした世界で、生き抜くのに必要な知恵を、何をすれば良いのかを教えてくれるとてもいい本だと考えます。
「若者のマナーが…」と言っている様な団塊の世代でも、わがままなうえに傍若無人で迷惑な年配者は意外といるので面倒である。
この団塊の世代が青年期のときは、自分たちの都合に世間が合わせてくれた時代であったために、「いい年して、幼稚な老人」が後期高齢者になり、介護される側になれば、とても厄介な先輩であると思うので不安だらけです。