紙の本
三者三様だが、結局は能力か
2023/03/27 19:24
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
今をときめく3人の作家が、デビュー後にいかに生き残るかについて語った1冊。連載をまとめたものだそうだが、テーマごとに実践が書いてあり、作家でもデビューを目指している人間でもないが、楽しく一気に読めた。
いろいろ3人が好き勝手アドバイスしているようで、結局は売れるためには商品としての質と量、責任(感)が大切であることは共通しており、努力だけでは難しい面があるのだろうなということはよく分かった。
紙の本
survival
2023/02/13 23:43
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんを初めとした3名が「作家とおカネ」「作家と文学賞」といった10のテーマを語る、作家としてのサバイバル術。生々しい内容です。「作家とインプット」という話題で連想したのが“漫画の神様”手塚治虫先生。弱冠十八歳でデビューされたのですが、鉄腕アトムやブラックジャックなどの数々の名作の千変万化のエピソード蓄積はいつどうやって成されたのか? 至高の天才ということでしょうか。説明がつかないと思います。
紙の本
興味深い
2023/01/28 14:06
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投稿者:カレイの煮付 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現役の売れっ子作家の面々が、赤裸々に、著述業のについてのさまざまな側面を、経験をまじえて伝えてくれる貴重な内容だと思った。
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新人賞のライバルはアマチュア。デビューするとライバルはプロの作家。三作内でブレイクしなければ生き残れない。
デビュー作を代表ヒットされろ
映像化は金にならないが、宣伝になる。
印税は10% 売れそうもないと定価を上げる。さらに売れない。
生き残るには量を増やす。
定期的に本を買う人は2万人。
文庫本になると縦置きになり平積みより売れない
編集者の言うことは信じない。
新人には今の仕事を辞めないように言う
中山七里は作家収入の税金が会社の給料を超えたから会社をやめた。
知念は医者なので専門知識を活かしている
文体が似てしまうので東野圭吾、宮部みゆき、伊坂幸太郎は読まない
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【目次】1 作家と新人賞/2 作家とおカネ/3 作家と映像化/4 作家と執筆スタイル/5 作家と編集者/6 作家とインプット/7 作家とSNS/8 作家と戦略/9 作家と文学賞/10 作家と営業/特別鼎談
結論は……ごく真っ当なものだった。
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中山七里・知念実希人・葉真中顕。新刊が出たら間違いなく読む小説家3氏共著の新人作家のための作家養成ギブス的エッセイ本。新人作家の裾野を考えると需要があるとは思えないので、外野の読書好き人種向けエッセイと思って拝読。3者のカラーが色濃く出ていて、佐藤青南氏の4コマ漫画含め(外野なので)楽しく読めた。まあ想像通りの内容ではあったが、やはり人気作家に大切なのは幅広いインプットと反面教師だということがよくわかった。プロ野球選手らと同じで大変だが夢のある職業なので、これからも面白い本を上梓いただけるよう期待しております(外野なので)。。
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作家の道は修羅の道。生き残るには、どうすれば?
作家への登竜門”新人賞”は数あれど、デビュー後作家として本を出し続けるのは至難の業と言われています。そんな文芸界での生き残り術を、人気作家三名が赤裸々に綴る、業界騒然のエッセイ集!
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中山七里さん、知念実希人さんの作品はよく読みます。
これを機に葉真中さんの作品も読みたくなりました。
作家が同じテーマで新人作家に向けたイロハを伝えています。全く同じ事を伝えていたり、異なる事を伝えていたり。
結局良い作品をとにかく書き続けること、に落ち着いていますが、お金のことや出版社についても赤裸々に語っているので、作家業の裏側が見えて面白かったです。
1番驚いたのはこの本のイラストや四コマ漫画を描いているのが、佐藤青南さんなことです。エンマ様シリーズ大好きです。多才な人だったんだなぁ。
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2023.02.26
とても面白い!
読書中毒、活字中毒、ミステリ愛好家、とにかく本の好きなヒトは読む価値あり。
執筆者3人のそれぞれ、そして共通の見解もなるほどと思うし、佐藤青南さんの四コマ漫画も笑える。
これだけ苦労して生み出される作品なのに、なぜつまらないモノ(決してこの執筆者の作品ではなく.世に出る書籍すべて)が存在することがあるのかと感じた。
すると、読み手がちゃんと読めていないということなのかなあとか、ビジネスにも役立つ、ハラスメント防止にも役立つ、とにかく「面白い」「役に立つ」一冊です。
5年後に続編が読みたいです。
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小説家を志すなら必読の一冊!
現役の作家が語る、小説家の厳しい現状。これを読んでも書きまくるという気持ちがなければ生き残ってはいけないのだろう。
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中山七里、知念実希人、葉真中顕(敬称略)今をときめく人気作家3名が10個のテーマに基づき、それぞれの経験を語るエッセイ集。
巻末には対談も収録されている。
目次に並ぶテーマ「作家とお金」「作家と映像化」「作家とSNS」等、どれも興味をそそるタイトルで、内容は三者三様の本音が爆発。
くだけた文章で読んでいて楽しい。
そんな事まで言っちゃって大丈夫?の赤裸々告白も嬉し楽し。
各テーマの〆には佐藤青南さんの四コマ漫画が付いており、これまた三人の特徴をしっかり掴んでいて思わずにんまりしてしまう。
作家事情に触れあえる一冊。
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いやー、面白かったです!
中山先生の語りは、私は中山ファンなので色々な媒体で見聞きしてるから想定内の中山像そのまんま、知念先生もTwitterで拝見していて想定内、葉真中先生ははじめましてなのですがお二人がぶっ飛んでる分とても常識人で御三方のバランスが絶妙で面白い。それに加え佐藤先生の四コマ漫画が秀逸で!
それでも基本、御三方は同じことを仰ってる。アプローチの違いはあれど道は同じ。超斜め上(中山先生)、斜め上(知念先生)から一般的な正論(葉真中先生)という順番の妙もあってその違いと同じ部分が分かりやすい。
作家デビューした方への指南書ではあるけど、一般人も十分楽しめます!