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紙の本
ブラックウェルに憧れて 四人の女性医師 (光文社文庫)
著者 南 杏子 (著)
医大の解剖学実習で組まれたのは、異例ともいえる女性4人だけの班だった。城之内泰子教授の指導の下、優秀な成績で卒業した彼女たちは、真摯に医療の道を歩む。だが、それぞれが現実...
ブラックウェルに憧れて 四人の女性医師 (光文社文庫)
ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師~
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商品説明
医大の解剖学実習で組まれたのは、異例ともいえる女性4人だけの班だった。城之内泰子教授の指導の下、優秀な成績で卒業した彼女たちは、真摯に医療の道を歩む。だが、それぞれが現実との闘いに直面して…。【「TRC MARC」の商品解説】
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女性医師の活躍を阻むのはなにか
2023/01/31 14:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
医師として世界で初めて認められた女性医師エリザベス・ブラックウェルに憧れたらしい女性医師たちを描いている。女学生を不当に不合格とした医学部不正入試事件がいくつかの大学で発覚して問題となっているが、それを背景として、医師としての女性が立ち向かう理不尽な社会の壁を、様々な形で描く。医師に性差は無関係だとは断言できないが、女性医師男性医師のそれぞれの良さが、人を助ける医療という職を多様なものにすると思う。「もし社会が女性の自由な成長を認めなければ、社会の方が変わるべきなのです」というブラックウェルの言葉の輝きます。
紙の本
ちょっと厳しい環境ですね
2023/01/16 11:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
眼科手術のスペシャリスト長谷川仁美、フリーランス医の坂東早紀、小児科医の安蘭恵子、救急医の椎名涼子の4人はいずれも城之内泰子教授の教え子であった。彼女たちは優秀な医師ではあったが、家庭や職場の人間関係に悩まされていた。生理があるからという理由でリーダーになれなかった仁美、認知症の父の介護をしながら医者の仕事を全うする早紀等。彼女たちがどのように考え前向きに生き始めたのかを描く。そして彼女たちを指導した城之内は何を思う・・・・・。
医師を目指す女性が増えてくれればいいですね。仕事が過酷な状況であることは理解できますが、ここまで男社会だとは思いませんでしたね。今後のためにも更に頑張って欲しいものです。