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紙の本
さらば、男性政治 (岩波新書 新赤版)
著者 三浦 まり (著)
【石橋湛山賞(第44回)】女性の衆議院議員9.7%。日本の政治をアップデートするには。「男性政治」の観点から、日本政治の構造に切り込み、なぜ性別均等な議会が実現しにくいの...
さらば、男性政治 (岩波新書 新赤版)
さらば,男性政治
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商品説明
【石橋湛山賞(第44回)】女性の衆議院議員9.7%。日本の政治をアップデートするには。「男性政治」の観点から、日本政治の構造に切り込み、なぜ性別均等な議会が実現しにくいのか、どのように変革の道筋をつけるのかを論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
男性政治とは、男性だけで営まれ、男性だけが迎え入れられ、それを当然だと感じ、たまに女性の参入が認められても対等には扱われない政治である。ジェンダー平等な社会を目指す推進力が生まれているが、男性政治の最後の砦、永田町がその流れを阻んでいる。こうした日本の現実を超えて、女性も、男性も、マイノリティも、誰もが生きやすい社会への道を探る。【商品解説】
男性だけで営まれ、男性だけが迎え入れられ、それを当然だと感じる政治。そんな政治を変えるには。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 男性ばかりの政治
- 第2章 二〇年の停滞がもたらしたもの――ジェンダー平等後進国が作り出した生きづらさ――
- 第3章 女性を排除する日本の政治風土と選挙文化
- 第4章 女性に待ち受ける困難――障壁を乗り越える――
著者紹介
三浦 まり
- 略歴
- 〈三浦まり〉東京都生まれ。カリフォルニア大学バークレー校大学院修了。上智大学法学部教授。フランス政府より国家功労勲章シュバリエ受章。著書に「私たちの声を議会へ」など。
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紙の本
政治の上で ジェンダー平等 目指そうよ
2024/03/11 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.内容
日本の政治の問題の一つは男性政治である。ケアが免除されている(とされる)男性しか政治家として活動できる、女性が政治家として活動するのは困難を極める(ケアとの両立が大変なうえに、ハラスメントも受ける)。その結果、政治家ではない女性が苦境に陥る状況は改善されていない。そこで本書では、クオータ(クオーター、ではない。p.197)制の導入等を提唱し、政治の上でのジェンダー平等を目指すことを主張する。
2.評価
筆者は先日、ブリントン,メアリー・C.縛られる日本人:人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか.中央公論新社,2022,(中公新書2715).を読み、ジェンダー格差の温存が、ポスト工業社会において出生率が相対的に低い日本の現状を招いていることを知った。このような現実を打破するには、政治の面でもジェンダー平等を目指して、男性にも女性にもやさしい政治にしないとダメだと思ったので(かつてのマドンナ旋風のように、女性の政治のみの強調では限界がある。本書p.255-256参照)、本書の問題意識はぴったりであった。
内容面では、女性が直面する政治的困難が書かれていること、クオーター制を提唱していること、女性が増えることのメリットを"慎重に"検討していること(第7章)などから、有益な本だと思うので、5点とする。
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これからの政治
2023/02/11 09:56
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の政治への危機感がよくわかり、よかったです。男性中心が続いていき、世界から取り残されないか、心配になります。
紙の本
裏付けのあるデータが秀逸です。
2023/04/19 15:23
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な視点から、著者が論拠のある文章で日本の男性優位の政治状況を著した1冊です。
当書は特に、諸外国と女性政治家の数、割合などを著者がしっかり調べ上げ、表やグラフでデータを示しているのが秀逸です。よくぞここまで裏付けのあるデータをまとめたと驚きました。
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まずは政治家という職業を魅力的にしないと
2023/04/03 14:18
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
男性だけで営まれ、女性の参入が認められても対等に扱わない男性政治、もっと女性政治家が誕生してほしいのだが、どうも権力の中枢に近い女性政治家の言っていることが男性政治家よりもLGBTがあたりまえの社会に逆行しているような気がしないでもない、権力に近づくために自分を隠しているのか、それが本心なのかは知らないが
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家父長制大批判
2023/03/20 16:53
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
変わらない日本の女性の生きづらさを、日本の政治風土と選挙文化と絡めて、民主主義の質の向上のためのジェンダー平等で多様性のある政治の実現と権力構造の変化の必要性を怒りを込めて語っている。