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紙の本
猫君 (集英社文庫 歴史時代)
著者 畠中 恵 (著)
20年生きた猫は、人に化けて言葉を操る妖怪「猫又」になる−。将軍様の庇護のもと、江戸城内の学び舎「猫宿」で修業に励む新米猫又のみかんたち。猫宿の長は、魔王と呼ばれたあの戦...
猫君 (集英社文庫 歴史時代)
猫君
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商品説明
20年生きた猫は、人に化けて言葉を操る妖怪「猫又」になる−。将軍様の庇護のもと、江戸城内の学び舎「猫宿」で修業に励む新米猫又のみかんたち。猫宿の長は、魔王と呼ばれたあの戦国武将で…。【「TRC MARC」の商品解説】
茶虎で金目銀目の猫、みかんは江戸・吉原で髪結いをするお香のもとで可愛がられて育ち、まもなく二十年が経とうとしていた。
病の床についたお香は、尻尾が二叉に分かれ、言葉を操り始めたみかんが、やがて人に化ける猫の妖怪「猫又」になる特別な存在だと告げて、この世を去る。
飼い主を取り殺したと疑われ、追われるみかんを助けたのは、先輩猫又の加久楽(かぐら)だった。妓楼の一室に匿われたみかんは、同じ新米猫又の白花(しろか)らと出会い、猫又のあれこれを教えられる。
花のお江戸に隠された六つの陣地に分かれて、陣取り合戦を繰り広げていること。代々の徳川将軍のはからいで、江戸城の中には新米たちが修業する学び舎「猫宿」があること。猫又史にその名を刻む英雄「猫君」の再来が噂されていること……。
加久楽に連れられ猫宿へやってきたみかんは、「猫宿の長」と呼ばれる謎の人物をはじめ、様々な師匠のもと、仲間とともに数々の試練に挑んでいく――
『しゃばけ』の著者が贈る、お江戸ファンタジー開幕!
【著者略歴】
畠中 恵(はたけなか めぐみ)
高知生まれ、名古屋育ち。二〇〇一年『しゃばけ』で第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。病弱な若だんなと摩訶不思議な妖たちが様々な事件を解決する同シリーズで二〇一六年、第一回吉川英治文庫賞を受賞。
その他に、揉めごとの裁定をする町名主の跡取りが幼馴染とともに難問奇問に立ち向かう「まんまこと」シリーズ、古道具屋を営む姉弟と、妖怪と化した道具たちが遭遇する事件を描いた「つくもがみ」シリーズ、『うずら大名』『わが殿(上・下)』など著書多数。【商品解説】
茶虎で金目銀目の猫、みかんは江戸・吉原で髪結いをするお香のもとで可愛がられて育ち、まもなく二十年が経とうとしていた。
病の床についたお香は、尻尾が二叉に分かれ、言葉を操り始めたみかんが、やがて人に化ける猫の妖怪「猫又」になる特別な存在だと告げて、この世を去る。
飼い主を取り殺したと疑われ、追われるみかんを助けたのは、先輩猫又の加久楽(かぐら)だった。妓楼の一室に匿われたみかんは、同じ新米猫又の白花(しろか)らと出会い、猫又のあれこれを教えられる。
花のお江戸に隠された六つの陣地に分かれて、陣取り合戦を繰り広げていること。代々の徳川将軍のはからいで、江戸城の中には新米たちが修業する学び舎「猫宿」があること。猫又史にその名を刻む英雄「猫君」の再来が噂されていること……。
加久楽に連れられ猫宿へやってきたみかんは、「猫宿の長」と呼ばれる謎の人物をはじめ、様々な師匠のもと、仲間とともに数々の試練に挑んでいく――
『しゃばけ』の著者が贈る、お江戸ファンタジー開幕!【本の内容】
収録作品一覧
猫君 | 11−70 | |
---|---|---|
猫宿の長 | 71−130 | |
猫宿始まる | 131−189 |
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電子書籍
もふもふ江戸城
2023/04/15 21:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
20年生きた猫は、猫又として一人前になるための修行をする。この設定だけで楽しくなってきます。しかも主人公のみかんがかわいい。他の猫たちも個性豊か。猫好きにはたまりません。
紙の本
猫から見た日本の歴史
2023/04/25 18:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ChrisLugh - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史上の有名なあの人が猫又とか
もし事実なら歴史がひっくり返るって
紙の本
猫の世界
2023/04/16 14:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸城の中には猫の世界が有った。猫が長く生きて猫又になります。そして猫宿で新米猫又としての教育機関に入所して訓練を受けていく。訓練の後は六陣という猫又の六班に分けられて生きていく。家康も信長も猫又だったという伏線付きの物語。猫又達の新旧の競い合いが今回のテーマ。登場猫が多数なので、少し混乱しますが、猫好きにも猫好きではない人にもお勧め作品でした
紙の本
表紙くらいは…
2023/07/19 11:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本と同じ表紙。せっかく文庫化したんだから表紙は書き下ろしにして欲しかった!
お江戸で猫又という魅力的な設定が、中盤からのごちゃごちゃで死んでしまって残念でした。
紙の本
猫が中心のお話
2023/06/13 11:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
モノノケの楽しい物語かと思っていましたが、自分は時代小説が少し苦手だというのもあり、あまり進みませんでした。
好きな方には面白い作品なのだと思います。