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紙の本
粋な色野暮な色 (文春文庫 江戸彩り見立て帖)
著者 坂井 希久子 (著)
塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩は、塚田屋の主人の無理難題に辰巳芸者の鳶吉の助けを借りようとする。一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には対照的な2人の婿候補が登場し…。『...
粋な色野暮な色 (文春文庫 江戸彩り見立て帖)
江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色
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商品説明
塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩は、塚田屋の主人の無理難題に辰巳芸者の鳶吉の助けを借りようとする。一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には対照的な2人の婿候補が登場し…。『オール讀物』掲載を文庫化。【「TRC MARC」の商品解説】
<江戸のカラーコーディネーター>お彩が活躍する人気シリーズ!
天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。
その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。
凸凹バディもいよいよ絶好調!
右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。
妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、
「新しい流行り色を作れ」と無理難題を出す。
お彩と右近は、気風のいい辰巳芸者の蔦吉に助けを求めようとするが、
けんもほろろな塩対応で取りつく島もない。
しかし、右近には何やら秘策があるようで……。
一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には、対照的な二人の婿候補が登場。
濃紺の小袖も粋な弥助は若い娘たちにも大人気。
一方、野暮天の文次郎は、野暮だとされる浅葱色が好きで、
娘たちに「浅葱色」と陰でこっそり呼ばれている始末。
はたして、恋の勝者は……?
色は奇跡を起こせるか?
江戸の色彩の奥深さが話題、
文庫オリジナルシリーズ第三弾!【商品解説】
収録作品一覧
濡れてののちは | 7−50 | |
---|---|---|
五色の縁 | 51−93 | |
色まさりけり | 95−142 |
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粋な色野暮な色
2023/09/11 14:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
呉服を販売する塚田屋で着物の色見立てをすることになった彩。塚田屋の主人に新しい色を流行らせろと言われ思案する彩と右近。ある日、右近と彩は深川鼠を売り込もうと辰巳芸者に口添えを依頼するのだが・・・・・。
右近と彩はいいコンビになってきましたね。お伊勢ちゃんと文次郎のようにくっつくのでしょうね。居酒屋ぜんやでも只次郎とお妙はなかなか距離が縮まらなかったことから、まだしばらくはこの状態なんでしょうね。彩が集めている絵札が何か波乱を起こしそうですね。