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紙の本
播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記 (文春文庫)
著者 上田 早夕里 (著)
室町時代の播磨国。庶民のために働く心優しい法師陰陽師の兄弟、律秀と呂秀のもとに異形の鬼が現れる。鬼はかつて蘆屋道満に仕えた式神で、300年以上も新たな主を求めていて…。陰...
播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記 (文春文庫)
播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記
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商品説明
室町時代の播磨国。庶民のために働く心優しい法師陰陽師の兄弟、律秀と呂秀のもとに異形の鬼が現れる。鬼はかつて蘆屋道満に仕えた式神で、300年以上も新たな主を求めていて…。陰陽師兄弟が様々な怪異に迫る連作短編集。【「TRC MARC」の商品解説】
美しく、時に切ない新たな“陰陽師”ものの誕生!
医術の才に恵まれた兄の律秀と物の怪の姿が見える弟の呂秀は、庶民の病を診て薬を方じ、祈祷で禍を退けながら暮らしている。村に流れる物騒な噂を聞き調べる中で、呂秀は「新しい主」を求める一匹の鬼と出会い――。室町時代の自然豊かな播磨国を舞台に、陰陽師の兄弟が様々な怪異に迫る。珠玉の連作短編集。(解説・細谷正充)【商品解説】
収録作品一覧
井戸と、一つ火 | 7−45 | |
---|---|---|
二人静 | 47−91 | |
都人 | 93−136 |
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室町時代の陰陽師
2024/03/09 15:46
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
室町時代15世紀半ば、将軍足利義教(最近この将軍の治世の頃の物語をよく読む。)の時代。播磨の国を舞台に、芦屋道満の子孫である法師陰陽師の兄弟が、物の怪と人の世界の狭間で、人情を語る。「鬼は人のできぬことをする、人は鬼のできぬことをする。」といいう言葉通り、人が人として迷いながらも生きていくことを描いている。温かみのある物語でした。