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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/01/24
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-354952-9
読割 50
紙の本
成瀬は信じた道をいく
著者 宮島 未奈 (著)
知らぬ間に多くの人に影響を与えながら、我が道を突き進む成瀬あかり。幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており…!? 「成瀬は天下を取りにいく」の続編。『...
成瀬は信じた道をいく
成瀬は信じた道をいく
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商品説明
知らぬ間に多くの人に影響を与えながら、我が道を突き進む成瀬あかり。幼馴染の島崎が故郷に帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており…!? 「成瀬は天下を取りにいく」の続編。『小説新潮』掲載に書き下ろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
唯一無二の主人公、再び。その前途、誰にも予測不能! 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 読み応えますますパワーアップの全5篇!【商品解説】
収録作品一覧
ときめきっ子タイム | 5−38 | |
---|---|---|
成瀬慶彦の憂鬱 | 39−75 | |
やめたいクレーマー | 77−107 |
著者紹介
宮島 未奈
- 略歴
- 〈宮島未奈〉静岡県富士市生まれ。京都大学文学部卒。「ありがとう西武大津店」で女による女のためのR−18文学賞大賞、読者賞、友近賞を受賞。ほかの著書に「成瀬は天下を取りにいく」がある。
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電子書籍
爽やかな読後感
2024/05/06 07:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:めい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ときめき坂界隈に勤務することになり、手に取った。
地元愛、夢を語ることは恥ずかしいような居心地の悪さを感じてしまう自分に気付かされた。
実際、ときめき坂界隈は夢に向かって、頑張るパワフルな人が多くいる。おいしいパン屋もある。西武がなくなった寂しさもある。現実と小説が重なり成瀬が角からパトロールで現れるのではないかという気になった。
成瀬はやりたいことに淡々と取り組む。学力、IQが高いところはスーパーウーマンで特別な人だけど、「あなたの好きなこと、やりたいこと、やってみて」と押し付けず、感じさせる爽やかな読後感だった。
紙の本
膳所から世界へ
2024/04/23 11:11
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
超ローカルネタ満載で地元民は盛り上がってますが、それ以外の人も楽しめること請け合いです。
紙の本
面白い
2024/03/24 13:11
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラッキーガール月子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作が面白かったので、今作も購入致しました。前作と同じくらい面白かったです。笑えてほっこりできる癒やされる本でした。
紙の本
成瀬が帰ってきた!
2024/03/01 21:42
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
成瀬が大学生になって、
さらに機動力を搭載して帰ってきた!
成瀬の面白さは子供には分かりづらいから、
これから少数精鋭のいい仲間が出来そうで
勝手ながら安心しました。
(何目線?て感じですが)
紙の本
2024年本屋大賞ノミネート作の続編
2024/02/20 23:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地元・滋賀を愛する風変わりな「成瀬あかり」が、パワーアップしてカムバック。より強い成瀬旋風に巻き込まれた新キャラたちに囲まれながら、着々と野望を叶えていく爽快な連作短編集、第二弾。
前回同様、成瀬の存在感に圧されがちだが、周りもなかなか濃いキャラばかり。豪快さはないのに何故かインパクトが強い新キャラたちが最高にいい味を出していた。何気ない言葉が呉間さんや篠原さんに自信を与えたように、成瀬もまたそれを貰っていて、そっと優しさが循環していて温かい気持ちになった。
特に印象的だったのが、小学生の女の子が成瀬に弟子入りをする「ときめきっ子タイム」。
成瀬の奇行に対する周りの反応は前作でも少し触れられていたが、今作ではそこを違う視点から深堀りしているのがとても良かった。「人と違う事をする人」への正しい反応(対応)とは何か。おかしいと指摘するのも、合わないと距離を取るのも、どちらも間違いではなく、それをどう子供たちに教えるのか。興味深いテーマが描かれた、「新・成瀬あかり史」を存分に堪能した。
紙の本
成瀬あかりの信じる道は、意外と真っすぐ
2024/02/18 15:06
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の信じる道をいく成瀬あかりは、周囲の人を巻き込むというか、その魅力で引きつけながら、日々成長していく。「ときめきっ子タイム」の小学生みらいちゃんとあかりとの関わり方は、とてもよい話だった。小学生の頃の人間関係の不思議さが表現されていて、よかった。