目次
心の物語と現代の課題 心理臨床における対象理解
- 後藤 秀爾(著)
- 序章 心が「治る」ということ
- 1.人は発達する
- 2.統合的心理援助という発想
- 3.DoingとBeing
- 4.「かたること」と「きくこと」
- 5.心の物語を紡ぐ
- 6.この本の狙いと構成
- 7.お薦めの参考文献
- 第1章 心の病理とその時代性−子ども・家庭・学校・社会−
- 1.「時代の病理」という視点
- 2.学校の病理と社会の病理の推移
- 3.現状と今後の課題
- 第2章 現代の思春期課題−『千と千尋の神隠し』における大人へのナラティヴ−
- 1.『千と千尋の神隠し』はなぜ大ヒットしたか
- 2.思春期の対象喪失とモーニングワーク
- 3.千尋が覗いた大人の社会
- 4.大人になれなかったものたち
- 5.子どもの心を育てるもの
- 6.大人になるということ
- 第3章 心の傷の癒され方−『ハリー・ポッター』とトラウマの時代−
- 1.社会現象としての『ハリー・ポッター』
- 2.この物語の構成
- 3.ハリーの体験する世界
- 4.トラウマケアのよりどころ
- 5.「影」との向き合い方
- 第4章 親になるという物語の喪失−児童虐待加害親の心理と世代間伝達−
- 1.児童虐待の現状
- 2.赤ちゃん部屋のゴースト−0歳児に対する発作的暴力−
- 3.葛藤の世代間伝達−両親の共同作業による身体暴力とネグレクト−
- 4・母と子に向ける前エディプス葛藤−母親の同居男性による幼児への身体暴力−
- 5.親になるという物語
- 第5章 心の物語の時代性と普遍性−宮崎吾朗の『ゲド戦記』とアースシーの物語−
- 1.アニメ『ゲド戦記』をめぐる評価
- 2.宮崎吾朗の描く『ゲド戦記』
- 3.『シュナの旅』と宮崎吾朗の父親殺し
- 4.父親殺しと解離性障害
- 5.原作のストーリィとその世界観
- 6.原作の背景をなす世界観
- 7.宮崎吾朗の残された課題
- 第6章 世代をつなぐ物語−事例報告として読む『西の魔女が死んだ』−
- 1.エヴィデンスとナラティヴについて
- 2.小説としての『西の魔女が死んだ』
- 3.事例報告としての『西の魔女が死んだ』
- 4.事例として読み解くための課題設定
- 5.まいの思春期課題
- 6.家族再構築のための課題
- 7.親子三世代に共有される課題
- 8.おばあちゃんの魔法
- 9.事例理解における初学者の課題
- 10.対象理解の目を磨く
- 終章 次の時代への物語
- 1.物語ることの物語
- 2.シンプルに生きる
- 3.絆をテーマに物語を紡ぐ
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