目次
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まえがき 1
第一部 生い立ちから学生時代まで 13
第一章 生い立ち 14
日に新たなり 14 / 父と母 15 / 小学校時代 18 / 小石を拾いながら 20
諏訪中学校 21 / 「寮雨」 23 / 三輪先生との出会い 24 / 文武両道 25
第二章 高等師範学校時代 28
広島高等師範学校へ 28 / 初めて教壇に立つ 30
第三章 大学時代 32
京都帝国大学へ 32
第二部 日本のペスタロッチー 35
第一章 澤柳政太郎の片腕として 36
研究助手 36 / 新しい学校づくり 38 / 結婚と妻義子 41
第二章 ペスタロッチー研究にうちこむ 43
再び広島へ 43 / ペスタロッチー運動を開始 44 / ペスタロッチーにひかれて 45
厳しさと優しさ 新の講義 46
第三章 川井訓導事件 49
松本の小学校の教室で 49 / その後の川井と長田新 51 / 信念の人 52
第四章 世界的ペスタロッチー研究者に 53
文学博士に 53 / 「すべてを他人のためにし おのれには何ものも」 54
山里の子どもたちを見つめて 57 / 暗い時代へ 59
第三部 子どものしあわせと平和を守るために 61
第一章 戦時中の長田新 62
非国民とののしられ 62
第二章 原子爆弾 64
運命の日、八月六日 64 / 五郎父を救う 65 / 被服廠の看護所で 68
五郎の親孝行 70
第三章 広島大学の誕生 72
広島文理科大学長に 72 / 新制広島大学 73 / 激務からの解放 74
第四章 『原爆の子』出版 76
新たな決意 76 / 「原爆の子」たち 77 / オート三輪に乗って 79
書きたくない、思い出したくない 81 / 泣き出してしまう女学生 83 / 出版を決意 85
岩波書店の勇気 86 / プレスコードをのがれる 88 / 平和のためのバイブルに 89
第五章 『原爆の子』の反響とその意義 92
海の向こうからも 92 / おさえきれぬ感動 93 / 一生消えない傷を背負って 98
『原爆の子』の意義 101 / 『原爆の子』世界へ 102 / 「原爆の子友の会」 104
消えた体験原稿 107 / 運命的な偶然 109 / ペスタロッチー全集の完成 111
第六章 平和運動の先頭に立って 114
日本子どもを守る会の結成 114 / 原爆孤児精神養子運動 117 / その死 やはり新も 121
別れを惜しむひとびと 122 / 『原爆の子』の父を喪って 124 / ペスタロッチーのもとへ 125
あとがき 今なぜ長田新か 128
あとがきに添えて 執筆の経緯と謝辞 136 / 補足資料 140
長田 新(一八八七~一九六一)紹介 147 / 【おもな参考資料】 149
長田新 略年譜 (長田五郎監修) 152 / 長田新 主要著作 157
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