目次
芦田均と日本外交 連盟外交から日米同盟へ
- 矢嶋 光（著）
- 序章 課題と方法
- 第一章 外交官としての出発
- 一 生い立ちと資質
- 二 霞が関外交のなかの芦田均
- 三 欧州経験と普遍主義的国際政治観の形成
- 補論１ 外務省連盟派の形成とその位置
- 第二章 政党政治家への転身
- 一 満州事変の勃発と外務省との袂別
- 二 満州事変外交論
- 第三章 外務省との協働と対抗
- 一 軍部の抑制と外務省との協働
- 二 防共外交批判と倒閣運動
- 補論２ 芦田均と『ジャパン・タイムズ』
- 第四章 崩壊する秩序のなかで
- 一 日中戦争の勃発と国際政治観の変容
- 二 日中戦争外交論
- 三 日米開戦以後
- 補論３ 日中戦争勃発以後の政治活動とその人脈
- 第五章 日本外交の再生を目指して
- 一 「芦田修正」とその意図
- 二 冷戦の顕在化と「芦田覚書」
- 第六章 再軍備論者への道
- 一 朝鮮戦争の勃発と再軍備論の登場
- 二 吉田派と反吉田派のはざまで
- 終章 総括と意義
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