目次
家康の決断 天下取りに隠された7つの布石
- 城島 明彦(著)
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第1章 波瀾の10代 逆境で習得した「選択力と決断力」
第2章 自立の20代 信長と結んだ天運と武将家康の「武断」
第3章 苦難の30代 弱小大名が生き残るための「賢断」
第4章 危機管理の40代 堺から決死の脱出を図る「即断」
第5章 大勝負の50代 天下分け目の戦いを制した「勇断」
第6章 完璧の60、70代 徳川265年体制を盤石にした「英断」
「はじめに」より――
家康の人生は、降りしきる雪のなかの「竹」に似ている。葉に雪が積もると、竹は大きく撓むが、折れずに耐え続け、バッと雪を跳ね飛ばす。「撓(たわ)む」は「撓(しな)る」とも言い、音読みでは「不撓不屈」の「撓(とう)」である。どんな困難、辛苦に遭ってもくじけない。それが不撓不屈だ。
人は生涯で幾度、「決断のとき」を迎えるであろうか。自信たっぷりに笑顔で決断を下せる日もあれば、祈るような気持ちで決断する日もあるだろう。さまざまな種類の決断を過去にしてきたのと同じように、これからもしていかねばならない。そういう場面で少しでも本書が役立つことがあれば、幸甚である。
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