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何度読んでも、「自文化」のなかでしか通用しないモノの見方・考え方をしている自分に気付かされる。これまで「常識」だと信じてきたのもが、ぐらぐらと揺らぎ、音を立てて崩れ去る衝撃とおかしさを味わいたいなら、是非。私ももっと自分の頭で判断する訓練をしなきゃなー
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面白いことを、ただ面白いだけですませるのではなく、どこまでも深く深く追って分析してゆくその姿勢が、素晴らしい。常に目からうろこです。いかに自分の目が曇っているかを実感させられます。[2004.10.19]
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米原万里さん、大好きです。世界は自分のモノサシだけでは計れないことがたくさんある。それをわかりやすくおもしろく著されています。
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通訳、という仕事柄見えてきた言葉や文化、常識・・・そんな堅苦しいことは考えずともおもしろく読めます。
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【私たちの常識では1ダースといえば12。ところが、魔女の世界では「13」が1ダースなんだそうな。そう、この広い世界には、あなたの常識を超えた別の常識がまだまだあるんです。異文化間の橋渡し役、通訳をなりわいとする米原女史が、そんな超・常識の世界への水先案内をつとめるのがこの本です。大笑いしつつ読むうちに、言葉や文化というものの不思議さ、奥深さがよーくわかりますよ。】
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先日亡くなった米原万里さんの傑作エッセイ。自分が生まれ育った国の文化と習慣に基く直観がいかに誤謬に満ちたものであるか、そして外国語と外国の文化を学ぶことがいかに楽しく、大切なことであるかを、抱腹絶倒のエピソードで説く、彼女の代表作。
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彼女の本を読むといつも、今住むところに自分がいる意味、というのを考えさせられる。
文化的許容範囲を広げようと言うのは簡単、でも実際は…
精進します。
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シモネタだと眉をひそめちゃう我々は常識をわきまえた人間だろうか?正義と常識が崩壊した明日は怖いけど、まあうまくやっていける、そういう気楽さも教えてくれる。
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シモネタだと眉をひそめちゃう我々は常識をわきまえた人間だろうか?正義と常識が崩壊した明日は怖いけど、まあうまくやっていける、そういう気楽さも教えてくれる。
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あまり目にすることのないロシアのジョークをちりばめた米原氏独特のエッセイ集。政治色が強すぎてくどすぎる嫌いがある。
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ロシア語の通訳者の筆者が見聞きした様々な国のいろんな目線とその違いで起こる出来事をまとめたエッセイ。日本のとある言葉が、違う国ではシモネタになってしまうなどという笑える話から、韓国とドイツを同列化して烈火のごとく韓国人に怒られた、という真面目な話まで、興味深く読めました。自分の中で常識と思っていることは、本当に他の人もそう思っているか?というところに気づかせてくれます。
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やけにオウム事件が出てくるな、と思ったら文庫初版が平成12年。
そこに古さはあるけれど、言われてることは今でも課題として残ってる。
ちょっと下品な例が多いけど、そこも不変な「笑い」なんだろうな…。
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通訳のお仕事をなさっている米原さん。異文化?エッセイ。
いろいろな小話が載ってるんだけど、ひとつひとつギュッとつまって濃い感じです。
もちろん落ちあり、笑いあり、下ネタまで網羅しております。
世界は広いゼイ☆としみじみ。海外で生活してたい、とは思わないが、絶対海外旅行にいってみせる!今年の野望!!(笑)
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あなたの常識、わたしの非常識。日本の常識、世界の非常識。
異文化交流の経験のある人ならだれでもうなずいてしまうエピソードが満載。
もちろん、米原万里本ならではの下ネタもそこここに…
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ロシア語通訳の仕事をしてる人が、今までの経験にもとづいて文化間の摩擦・誤解・混乱の面白い話を語ってます。経済の重要な会合の通訳を務めてるだけあって、歴史の裏話みたいなのもかなりあった。気がする(w
個人的に中国と他の地域の料理の違いの考察みたいなのが面白かった。こういう"文化の違い"を扱った本は好き。ちょっと文がクドくて読みにくかったけど。