- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
紙の本
どうせ明日はやってきて、私はここで生きていく。
2001/05/25 13:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
新井素子と若木未生を合わせたような独特の文体と、哲学的な感性と、壊れたテンポのよさ。3人の高校生の一人称で成り立っている所も面白い。これがデビュー作でどこかの賞を貰ったそうですが、かなり大物では?という印象を受けました。
今時の若者たちの青春の話のようでいて、テーマは重い。食べては吐くことを繰り返す女の子の「食べたい太りたくない食べたい太りたくない…」って、あれは若い子の何割かは絶対思っていることだだろうし、はじめはまともに見えていた××君の狂気とワガママもすごい。しかし更に一番いい性格してたのは××の方だったりして…。
なんかホントこの作者、すごい感性してるなぁと驚かされました。2作目もぜひこの調子で行ってほしいです。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |