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シンメトリーな男 みんなのレビュー

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紙の本

♂と♀の不思議を、楽しみながら科学する本だ。(18歳以上向き)

2000/08/11 14:12

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投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

■ <ワン・チョット>

 「シンメトリーな男は女をよく“いか”せる。」

■ <引き続き>

 “科学”という堅物を“娯楽という舞台の上で踊らせることができるのは、この本の著者の竹内久美子女史と歌う生物学者本川達雄氏をおいて他はない。サイエンスがこれほどエンターテインメントに満ちたものであるのかと驚きと感動をもって読める本、それが本書だ。本書のエッセンスを一言で言えば、ワン・チョットにあるようにシンメトリーな(体の左右対称性が高い)男ほど女をよく「い」かせ、女はシンメトリーな男ほどよく「いく」ということだ。(“いく”とか“いかせる”とかって、ホントに書いてある!)

 “研究”の対象は人間、馬、ツバメ、キンカチョウ・・・など広がりをもって展開し、科学的な好奇心を大いに、そ、そ、そそってくれる。また、源氏物語の「薫」(源氏の不義の子)、「匂宮」(源氏の孫)が発したであろうフェロモン(匂い)からプレスリー、杉良太郎などまで、時代を雄飛した男の研究は興味深い。いずれにしても選ぶのは“女”ということになるのだが・・・。

 80年代の動物行動学のトレンドは「EPC(うわき)」で、90年代の研究トレンドは本書が扱っている「シンメトリー」だという。本書が生まれる背景には世界中のおかしな(いや、まじめなと言うべきかもしれない)動物行動学者の地道な研究がある。まず、著者のいる京大日高研究室で研究(なんでも日本の女の子の“あの時”の声の研究とか)を行ったというランディ・ソーンヒル。彼が、今や動物行動学を席巻するシンメトリーの研究の第一人者だ。

 スパームコンペティティション(精子競争論)、パラサイト仮説など、♂と♀の行動科学を、科学と娯楽の入り混じった微妙な線上で展開してきた著者は、今度は「シンメトリー」という観点から♂と♀の科学を私達に届けてくれた。

 ♂と♀の不思議を、楽しみながら科学する本だ。(18歳以上向き)

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2011/11/02 06:34

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2014/08/23 23:28

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2018/12/20 20:14

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