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紙の本
ワイン作りの一年
2001/05/13 00:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅をした時、その土地をテーマにした本を購入し、後で読むと、その旅の印象がより深まり、嬉しい。これは、ゴールデンウィークに行ったサントリー登美の丘(旧名称:山梨ワイナリー)で購入した。まさにこの登美の丘ワイナリーについて記述した本である。ワイナリーはゴールデンウィーク中はまったく稼働しておらず、また、収穫期でもないので、様子はあまり分からない。また、葡萄畑じたいを案内してもらえるわけではないのだが、この本は、醸造の課程よりも、葡萄作りの一年に集中し、『ワインは農産物』であることを納得させてくれる。
ワイナリーにおいて、『見返り坂園』とか『富士見園』とかいろいろな銘柄のワインがおいてあったが、それらが、皆実際に登美の丘の区画の名称であり、そこで育てられている葡萄の品種が皆違っていることなど、葡萄の剪定の方法など、いろいろなことが分かる。もう一度、収穫期に訪れたくなってきた。
著者はサントリーの宣伝部でワインの担当らしい。世界の方々のワイナリーを回るのが仕事のようで羨ましい。
登美の丘の名称の意味だが、見学では、登って美しい丘、と単純に説明していたが、それ以上に、桜の花の開花が下から順番に上がってくる。すなわち美が登ってくる、ということもあるらしい。なかなかしゃれた命名である。
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