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紙の本
料理において美意識を追求。
2000/12/09 23:59
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投稿者:イリエックス・コム - この投稿者のレビュー一覧を見る
レシピ集だけでなく、使っている道具の紹介もしている。例えば、わたしも、持ち手の部分も金属でできている吉田金属のグローバルの包丁を、この本を見て欲しくなって買ったのだが、やはりこの包丁もよかった。シンプル、きれい、ちょっと割高の道具達がならぶ。
この本の圧巻はやっぱりビーフシチューで、けっこう長い間煮込む必要があるのだけど、甲斐があるおいしさ。仕事に甲斐があるってことを忘れていた人が食べると、泣くね、確実に。わたし、泣きました。基本的には、ニンジンと牛スネ肉だけをゴロゴロに大きく切って、他のたまねぎとかセロリとかはぜんぶフードプロセッサにかけるかみじん切りにして、ホールトマトと煮込むだけ。赤ワインはケチらずにたっぷり入れる。特に変わったものを入れているわけでもないのに、なんだか、とっても本格的な料理になる。おもてなしにも最適、とおもって、何度かした。
わたしが愛するほどではないにせよ、おおむね好評だった。
written by : www.iriex.com
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