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ガラスのうさぎ 新版 みんなのレビュー
- 高木 敏子 (作), 武部 本一郎 (画)
- 税込価格:1,210円(11pt)
- 出版社:金の星社
- 発売日:2000/02/01
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高い評価の役に立ったレビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2019/03/17 15:55
他人事とは思えない
投稿者:chipa - この投稿者のレビュー一覧を見る
小生は戦後生まれですが、父は著者の高木敏子さんと同じ昭和7年生まれ、父の妹(つまり叔母)は昭和10年生まれです。父の家族は神戸市神戸区下山手通(現・神戸市中央区下山手通)に生まれ、戦争中、父は縁故疎開で富山県の高岡に、父の妹は学童疎開で兵庫県の北条(現・加西市)に疎開していたと小さいときから聴かされていました。
おそらく平成生まれの若い人たちには遠い世界のように感じられるかもしれません。しかし、それほど昔の話ではありません。
戦争が現実世界から遠ざかると、とかく戦争は、イデオロギーとか、パワーバランスとか、そういうことでしか考えられないようになりがちです。
でも、仮定の話をするのもなんですが、もし、父が省線で神戸から高岡に疎開する途中、米軍機の機銃掃射に出くわしたら
・・・なんて想像したら、決して他人事ではありませんよね。
低い評価の役に立ったレビュー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2001/05/10 17:42
戦争
投稿者:roppu - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、私と同じくらいの年齢の子が主人公であり、また作者でもあります。敏子は、6年生の時に母親と幼い2人の妹を、戦争で無くし唯一の頼りであった父親も中学1年の時に目の前で死んでしまい、それでも泣かないようにして辛い仕事にも耐え敏子は兄と共に生きていきます。戦争は絶対やってはいけない、という気持ちが、伝わってきます。
紙の本
他人事とは思えない
2019/03/17 15:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chipa - この投稿者のレビュー一覧を見る
小生は戦後生まれですが、父は著者の高木敏子さんと同じ昭和7年生まれ、父の妹(つまり叔母)は昭和10年生まれです。父の家族は神戸市神戸区下山手通(現・神戸市中央区下山手通)に生まれ、戦争中、父は縁故疎開で富山県の高岡に、父の妹は学童疎開で兵庫県の北条(現・加西市)に疎開していたと小さいときから聴かされていました。
おそらく平成生まれの若い人たちには遠い世界のように感じられるかもしれません。しかし、それほど昔の話ではありません。
戦争が現実世界から遠ざかると、とかく戦争は、イデオロギーとか、パワーバランスとか、そういうことでしか考えられないようになりがちです。
でも、仮定の話をするのもなんですが、もし、父が省線で神戸から高岡に疎開する途中、米軍機の機銃掃射に出くわしたら
・・・なんて想像したら、決して他人事ではありませんよね。
紙の本
ガラスのうさぎ
2020/03/07 20:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の時に初めて読んで大きな衝撃を受けました。今読み返すと、幼い子供を残して終戦間際に空襲で亡くなってしまうお父さんの無念さが胸に迫ってきます。とにかく全ての人に読んで欲しい1冊です。
紙の本
語り継ぐ話
2016/07/24 12:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴーすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校中学年の時に、母親に勧められて読んだ本です。
広島や長崎の被ばくの話はあっても、
もっとどこでも空襲があって、多くの人が目の前で死んでいった。
そういう戦争の残酷さ、その中でも生きていく人間の逞しさ。
それは語り継ぐべき話。
どんどん戦争を知らない世代だけになっていく今、ぜひ読んでもらいたい本です。
紙の本
小学生の頃から
2015/01/29 22:43
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投稿者:キラキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、夏の終戦記念日に近づくと読み直したくなる本です。二度と戦争をしない世界平和を祈って。
紙の本
今年もあつい夏が来る。
2002/08/03 00:29
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投稿者:さらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
終戦から早五十余年。人々の心から遠ざかっていく記憶をたぐり、平和への祈りを込めたこの本を是非、今の子どもたちに読ませたい。かつて小学生だった私が深い深い感情を抱いたように、きっと彼らの心にも響くモノがあると思う。夏の一押し推薦図書です。大人も充分読み応えがある本なのでおすすめです。
紙の本
戦争
2001/05/10 17:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:roppu - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、私と同じくらいの年齢の子が主人公であり、また作者でもあります。敏子は、6年生の時に母親と幼い2人の妹を、戦争で無くし唯一の頼りであった父親も中学1年の時に目の前で死んでしまい、それでも泣かないようにして辛い仕事にも耐え敏子は兄と共に生きていきます。戦争は絶対やってはいけない、という気持ちが、伝わってきます。