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紙の本

ニーチェって打検士なんだね

2001/02/11 16:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 序「少女と覆い」と第一章「認識」まではコクがあって結構よかった。第二章「真理」、第三章「道徳」、第四章「意志」でちょっとダレて(著者の語り口がハナについてしまったのだ)、後語「槌(ハンマー)とハエ」でイキをふきかえした。

 気にいらないところも多々あったけれど、「後語」に出てくるいくつかの話題、たとえば「ニーチェは多様な声で語る」とか、哲学は覆いをはがすことではなくて、『偶像の黄昏』の副題にあるように槌(ハンマー)を持ってすることだ──《つまり、ニーチェって打検士なんだね。普通は輸入缶詰など叩いて、その音とか振動から中身の状態を察知する打検士、ニーチェが叩くのは人間や真理といった価値だけど、どちらも音を聴くより、音を立てる仕事である点で一致する。/ただ、缶詰なら中身が問題なんだけど、人間や真理については仮面とか、皮膚とか、覆いとか、むしろ表面で起こっていることこそが、とらえられる必要がある。》──云々だけでも、そして(カントを中間において、スピノザとの関係で)ニーチェへの関心を高めてくれた刺激剤として、読む「価値」はあった。

 本書の、というよりニーチェのキーワードは「生存条件」なのだと思う。(ところで本書の章建ては、どことなく『善の研究』の構成、第一編「純粋経験」第二編「実在」第三編「善」第四編「宗教」を思わせるところがあると思った。が、これはたぶん勘違いだろう。)

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2011/01/03 06:37

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2011/03/28 19:30

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2014/06/19 12:46

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