- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
おにたのぼうし みんなのレビュー
- あまん きみこ (ぶん), いわさき ちひろ (え)
- 税込価格:1,925円(17pt)
- 出版社:ポプラ社
- 発売日:1969/08/01
- 発送可能日:購入できません
絵本
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
小学国語にでてきます
2017/02/16 09:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
たしか、子供が音読で読んでいました。小学校、国語にもでてくるほど、考えさせられる内容。おにたと、少女を通して人の在り方、難しさ、みたいなものを振り返えさせてくれました
紙の本
おにもいろいろ…
2016/04/23 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「教科書に出てくる本」というシールが貼ってあったので読んでみることに。
鬼の子おにたは鬼ですが、こっそり人の家でためになることをしていました。
節分はおにたにとってイヤなものらしく(まあそうでしょうが…)、
あまり豆まきとか飾り物をしていない家を探していました。
そんな時ある少女の家に入るのですが、
その後の結末が悲しいものです。
レッテルにとらわれず、善悪を見抜く力を養って欲しいものです。
紙の本
鬼のおとこのこと小さなおんなのこ。
2002/06/29 22:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒイラギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おにたは気のきくやさしい鬼。だけどとっても恥ずかしがり屋。ある節分の日、おにたはいごこちのよさそうな家を探していた。豆のにおいがしなくてヒイラギの葉をかざっていない家を(ヒイラギの葉は鬼の目をさすから)。そしてある家を見つけました。そこにはつぎはぎのふとんをかぶって寝ているお母さんと、そのお母さんの看病をしている小さな女の子がいました。小さな女の子はお母さんにごはんを食べたかのか聞かれました。女の子はほんとうは食べてないのに、ある男の子がわけて持ってきてくれたと言います。おにたは「あのちび、なにもたべちゃいないんだ。」と気づくと、ぼうしをかぶって女の子にごはんを持っていってあげます。ふたりで話をしていると、女の子が豆まきがしたなと話しておにたはびっくり。おにたはすっかり消えてしまいます。女の子は「さっきの子は、きっとかみさまだわ。」と考えます…。
この女の子はきっとこの先も鬼へのイメージは変わらないと思うけど(おにたが鬼だとは気づかなかった)、いい子に会えてほんとうによかったと思う。おにたは日に焼けていて健康そうで、ひとみがキラキラしているとてもいい子だ。太陽が育てた男の子。鬼のおにたをこういう風に描いてくれてとてもうれしいと思います。
紙の本
あまんきみこさんのメッセージ
2002/06/12 14:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙に「教科書に出てくる本」というシールが貼られていました。
今の教科書には、こんな素敵な話も載っているんですね。
うらやましいです。
子供のころ豆まきをしながら、追い出される鬼のことを思っていたというあまんさんの、鬼のやるせなさが胸を打つ作品です。
気のいい鬼の男の子が、人間のまめまきを見て思います。
(にんげんって おかしいな。おには わるいって、きめているんだから。
おににも、いろいろ あるのにな。にんげんも、いろいろ いるみたいに。)
なんでもひとまとめにして、善悪を決めてかかることへの疑問が投げかけられています。
いつも、あるがままの良さ、あるがままの存在を、暖かく受け止めるお話を書かれているあまんさんの、メッセージが心に響く作品です。
岩崎ちひろさんの絵は、いうまでもなく、素敵です。