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平山弓枝の御宿かわせみを読みました。テレビ化されていたので読んでみました。感想としては、よく言えば万人受け、悪く言えばちょっとピントがボケている、というものでした。ミステリーとしての謎解きがちょっと中途半端なのが気になりますね。
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大分昔に読んだ本。
シリーズは「新」に入ってからの分も読了したが、
1話目の「初春の客」は今でも強烈に心に残っている。
「かわせみ」は、歳を重ねてから読み返すと
更に胸をせつなくさせる場面が多い気がして、
なかなかにクセモノだ。
新シリーズに入ってからは
そんな痛みを覚えさせる話が少なく感じて残念。
いっそ、
世代交代する前にうやむやにしてしまった流れを
すっきりと終わらせてから、
「新」に入って欲しかったと思う。
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★あらすじ★
江戸大川端、柳橋のはずれにある小さな旅籠「かわせみ」。そこに投宿する様々な人たちをめぐっておこる奇怪な事件の数々。その渦の中にまきこまれながら、宿の若い女主人・るいと恋人・神林東吾の2人は、たがいに愛をたしかめあい、次第に強くむすばれていく。
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ついに手を出してしまった、大物時代小説。
知り合いの先生からお借りしました。
とりあえず第1巻終了。
幸せなだけでなく、不幸せなだけでもない。
暗い話も多いけど、
主人公たちの若さがそれを払いのけるかんじ。
おもしろい。
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可もなく不可もなく。
面白くなくはないし、不愉快な人も出て来ないし、入院中の暇つぶしには丁度良いと言えなくもないです。
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個々の短編は清々しい結末では無いのだが、平岩さん独特の柔らかな文体が心地よい読後感を与えてくれる。女性の心理描写は見事だな。