紙の本
これは、ただの紀行本ではない
2021/02/06 20:47
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔ベストセラーになった本だ。なぜベストセラーになったか、読んでみればよく分かる。小田実という人は、とてつもない馬力の持ち主だ。精神的にも肉体的にも。これは、ただの紀行本ではない。普通は行かない様な社会の最下層まで出かけていく。いや、むしろそういう所を目指して行動している感じだ。だから時が経っても新鮮で興味深い。
紙の本
広い世界へ飛び出して
2020/07/12 09:29
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカからヨーロッパの富裕国、アジアの発展途上国までくまなく巡っていきます。若い時の留学や、海外旅行の大切が身に沁みました。
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フルブライト留学を終えてそのままアメリカに居座り、何でも見てやろうと世界各地を金もないのに歩き回った小田氏の破天荒なお話。
私も何でも見てやろうっと。
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何でも見てやる世界旅行記。アメリカで蛇口からお湯が出てくるのに驚いたり、全てに戦後間も無い時代を感じさせる。金持ち国から極貧国まで、市井の人々との交流を通じて当時の世界が見えてくる。
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小田実の世界紀行。1979年。若いときは何でも、理由無くやってみたいもの。小さい子におススメの1冊。
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構成物。父が呉れた本。男に生まれたかったって泣きました。いや、ポイント違うよね。そう、知らないままの事は嫌なの、それだけが勇気。
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マイミクさんの日記に書かれていたので、小田実の本を何か一冊読もうと買った本。どこかで読んだことがある、ってたびたび思ったが(とくにゲイについての記述で気がついた)、本当に読んでいたらしい。この本の熱度は見覚えがある。当時はセンサイな自分には合わない「体育会系の」本、だと思った記憶があるが、今は若い頃にこんな熱い体験と、つたないながら書きたいことが先行する文章が書けたことをうらやましく思いながら読んでいる。この本があって、沢木耕太郎や吉田ルイ子などが生み出されてきたんだろうなあ。
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1950年代に、こんなにブッとんだ人がいたことに驚いた。
アメリカからヨーロッパ、インドなどを巡ったときのことを饒舌に語っているけれど、著者が言いたいことはタイトルにすべて詰まっているように思う。
つまり、「何でも見てやろう」ってこと。
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多少古臭いところはあるけれど、それ以上に学ぶことが多かった。博識で、勇敢で、あらゆるものに対して好奇心をもち、ありえないほどの貧乏旅行をした著者。各地ですぐに友人をつくることができるのは本当に才能だと思った。
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私にとってのバックパッカー本のバイブル。
この頃には、まだバックパッカーという名前もなかっただろうけど。
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知的で肝の座ったな旅人の手記。
どんな汚い場所にも突っ込んでいき、世界中のインテリと議論を交わす。
流れる風景をただ眺めるだけではだめだ。僕の旅を5倍楽しくしてくれた本。
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この時からすると日本はかなり裕福になった。国としては大赤字だけど。でも今の日本の方向は良いとは言えないような…とかいろいろ考える。
こんな旅は彼にしかできない、もちろん旅というのはその人だけのものだけれど、とにかく目で見ないといけない、と教えられた。小さい島国から指くわえて見てるだけでは何も分かりゃしない。「何でも見てやろう」。 見るよ!
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小田さんのバイタリティやばい。
最初から最後までモチベーションが落ちなかったのもすごい。
人付き合いの幅の広さは、幅広い人付き合いをできる小田さんの人格や好奇心を表している。
きれいなところや汚いところだけでなく、その双方をみてやろう、つまり「何でも見てやろう」。
この本はタイトルにもなっている「何でも見てやろう」に集約される。
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深夜特急を読んだときに、頭の片隅にあったのを、新宿三越本屋で発見して、衝動買い。30年も前の作品だけど、色あせてません。差し込みの写真は、相当古さを感じるが。旅に出たくなる人、旅にでたい人は、是非。
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この当時これだけのことをやってのけたことが信じられないほどすごい。バイタリティーに溢れた旅行記。なんとかなるやろうっていう小田氏の原点が見えました。もっと早く出会いたかったなー。