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キレ者なのに、優柔不断で頭の薄さが気になる35歳の捜査官とかいう設定がなんとも。しかも伏線うますぎ。しぶい名作。
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『消されかけた男』より前に書かれた作者にとって処女作にあたる本作。
設定は上記作品と似ていて、ロシアからの亡命者と交渉にあたる主人公が、その交渉内容について上層部との軋轢を生みながら話が進んで行きます。
何となく亡命者の目的は想像出来ますが、その手口は?意表をつきます。
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主人公は英国内務省勤務。さえない感じだが,語学に堪能で,亡命してきた者に対しての事情聴取を行うことに長けている。チャーリーマフィンと相当似ているが,チャーリーと違うのはオックスフォードを出ていること。物語は,ロシアの科学者がイギリスへ亡命した後,さらなる大物科学者が連続してイギリスに亡命してきたところ,両者の事情聴取を行っていた主人公が大物科学者の亡命について疑問を抱くが・・・・という話で,チャーリーマフィンシリーズ第1作の消されかけた男と相当似ている話です。この話をもっと肉付けして面白くしたのが,消されかけた男というところでしょうか。話自体はシンプルなので,それなりに楽しめると思います。
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面白かった。話の展開から最後のところまで読んで初めて線がつながるような実に見事なオチであった。この作者は本当に話がうまい。