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非常に面白かったです。古い本ではありますが、アメリカと日本という国の違いや、宗教の思想なんかによる違いで、その国の文化にある、性風俗ってのがこんなに違うんだと思いました。
俺もいろいろビデオやらなんやら見るわけですが、あんだけ激しいモノが多いアメリカでも、実は一般には抑圧されていて、日本よりさっぱり進んでいないって状況だということに驚きました。日本は、古来から性に関して寛容な国だったおかげで(だからっておおっぴらってわけでもないが)、この本が刊行された時点では、日本のほうがはるかに進んでいる(言い方変えれば堕落しているってところですかね)部分が多い感じがしました。
権力者はみんな性欲が強いってのはある意味納得。たいていの漫画なんかで、政治家が女の子はべらせてるシーンなんて腐るほどあるわけだし。じいさんになっても元気ってのはすげーなぁと。男として見習うべきかなとw
いろんなプレイのパターンも掲載されていたりして、勉強になりました(何の?)。
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私の思い込みで「アメリカはフリーセックスの国ーっ」と思っていましたが、このレポートを読んで必ずしもそうではないのだな。と知ることができました。
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アメリカの性の実態(1970年代)から性(ポルノ)の実態に迫っていく非常に面白い本。
性生活の多様性を雑誌から明らかにしていき、アメリカにおける性革命がどのような変化を引き起こしたのかを論じていく。
その内容は現在であれば日本のネット掲示板で見られるようなものと大きな違いはなく、日本でも着実に性革命が生じているのだろうと感じた。
ただし、フィストファッキングやスカルファッキングは例外。
その描写はもう笑いを引き起こすレベルのもの。
人間の欲?の限りなさを感じた。
また、ゲイ解放、男女平等に関する対決は日本では色々な理由で見られない現象であり、日本の特殊さを感じた。
特に、宗教的観点に立った活動は滑稽にさえ思った。
全体として、性を社会と関係付けて論じられており、たかが性と切り捨てられるものではないということを納得させられる。
同時に、人間の単純な合理性だけでは説明しきれない精神性が性関係にはよく現れることも示されている。
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リブ、ポルノ、ホモなど、アメリカの性革命はかつてない領域に達した。一方で猛烈な反革命も起りつつある。多くの具体例を通じて性と文化を考えたホット・ルポ。