0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまやベストセラー作家となった赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズ第一作。赤川次郎と聞くと、ミステリファンは敬遠する人が多い(「ストーリーが同工異曲」とか「物語が軽薄」など)けど、全部が全部そんなのばっかりじゃない。特に初期の作品には、「マリオネットの罠」、「幽霊列車」など見るべきものが多い。本書もそんな初期作品の中のひとつ。独創的なトリック、スピィーディーな物語展開、ユーモラスなキャラクター、赤川次郎の才能が見事に結実した作品だ。しかも読みやすい。小・中学生におすすめ。
人気シリーズ第1弾
2016/04/06 09:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
500作以上著作を発表している赤川次郎が3作目に出した本だ。大学を舞台に密室殺人が描かれる。本格的なトリックが使われていて意外な印象を受ける。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:☆★ブービー☆★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三毛猫シリーズの一冊です。もう言うことなしのおもしろさです。推理小説初心者なら、この本を読めば他の本もどんどん読みたくなります。ちなみにこれは、三毛猫シリーズの初期です。
投稿元:
レビューを見る
赤川次郎さんの有名な三毛猫ホームズシリーズ!
小説にはまるきっかけになった一冊です。
女性と血を見るのが苦手な刑事の片山義太郎。
そんな兄とは違い、強気なおせっかいの晴美。
そんな晴美の(自称)恋人、大食い刑事の石津。
そして推理したり人の言葉が分かる(?!)猫のホームズ。
起きる事件はさまざまで、悲しかったり、怒りを感じたり。
しかしそこにはホームズ特有のほのぼのとした文章で綴られています。
とても読みやすく、私にとっては大切な一冊です。
投稿元:
レビューを見る
<あらすじ>
女性が苦手・血が恐いの片山刑事は上司の頼みでとある女子大へ。
そこの女子寮で起きた殺人事件に関係している「売春」のことについて気になることがあるという、教授・森崎の話を聞きに行くことが目的である。
猫のホームズを従えている森崎と話した後、彼は女子寮の張り込みをすることになるのだが・・・。
とにかく。
ホームズが可愛い!!!
この小説は少しファンタジーの要素が入っていて・・・という勘違いをしていたのですが、ホームズって・・・猫なんですねぇ…喋りだしたりするものかとばかり。
最近猫を飼いたい!いっしょに暮らしたい!と憧れている私にはかなり胸キュンでした。
肩に乗ってくれる猫が欲しいです。
この小説、確かに『三毛猫ホームズの~』で間違いナシです。
一体どうやって育てられて、この子はこんなに賢くなったのでしょう??
面白かったです。
でも、正直最後の章でちょっと拍子抜け?してしまったところが。
すごく面白くなってきていたのに、「え~??」という気分になってしまったんです。
以前、赤川次郎さんの本を一度読み、他のミステリー小説にはないコミカルな作風にびっくりしたのですが、このひとの本って頭があんまり疲れないので、ちょっとお気に入り。
勿論トリックや内容がくだらない、ということでは全くなくって。
警察のひとたちの少し抜けた一面だとかが出てくるのって、他の作品には(私が今まで好んで読んだものの中には少なくとも)なかったんです。
気持ちが少しだるいなぁ、でも、ミステリー読みたい・・・な時にはまさしくうってつけ。
読みやすくって、楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
赤川先生のシリーズ作品をある程度読んで、最終的にたどり着きました。代表作なので避けていた…という天の邪鬼^^;
三毛猫シリーズの中でも一番深くて、面白いと思っています。なにより登場人物が魅力的。細かい心理描写についついのめり込んで読んでしまいました。
ラストが結構衝撃的!(自分的には)全体的に暗いような、重いような感じでもありますが、「推理」を読まないことには三毛猫シリーズに手を出しちゃいけない気がします。
投稿元:
レビューを見る
数ある赤川次郎さんの傑作シリーズのなかでも
もっとも知名度のある名作、三毛猫ホームズシリーズの第一作目です。
赤川次郎さんというとライトで読みやすいミステリを想像される方もおられるかと思いますが、
これは読後びっくりすること受けあいの本格派です。
投稿元:
レビューを見る
<ブックレビュー>
驚くべき密室トリック。心理トリックと機械トリックを組み合わせたびっくりする方法。意外すぎる凶器。まだ、こんな密室の作り方があったなんて。。
投稿元:
レビューを見る
(裏表紙より)
体つきは優雅で上品、きりっとした顔立ちの三毛猫。手術で子宮をとったせいか、時々物思いにふける癖がある。だがひとたび事件がおこると、ユニークな推理と鋭い冴えで人間どもを翻弄する。その名も『ホームズ』。
そして、コンビの片山は、血を見るのは大嫌い、アルコールは駄目、女性恐怖症と三拍子そろった独身男性。一応刑事だ。
売春、密室殺人、女子大生連続殺人事件と2人(?)のまわりには事件がいっぱい。
***
ベストセラーだったのですが読んだことがなかったので、やっと手にとることが出来ました。
推理小説の王道といっても良い内容ですが、三毛猫ホームズが良い味を出していて、主人公とのタッグも絶妙です。もっとファンタジー色が強いのかと思いましたが、そんなことはなく、内容は本格ミステリーになっています。
意外な犯人に、意外なトリック、意外な結末。最初から最後までどきどきさせられっぱなしです。売春、密室殺人、女子大生連続殺人、賄賂問題、たくさんの事件が絡み合う中、どうやって解決に導くのかと後半まで全然分からなかったのですが、まさかこの人が…!!という感じで、本当に面白かったです。
ただ、自分的には★は3つ。メイン登場人物の少なさ(いなくなる人が多すぎて)と、思ったよりホームズの活躍が少ないところ、感情の描写が少ないので感情移入できないところ、それから続編を読みたいと思えないところ…。
でも、ベストセラーなだけあって十分面白い作品でした。
投稿元:
レビューを見る
発売当初、読みました。
ドラマにもなりましたね。
今回、嵐の相葉さんが主演で
再び、ドラマ化されると聞いて
懐かしく 赤川作品を読み返しています。
ドラマも楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
赤川次郎作品を活字で読むのはたぶん初めて。たぶん・・・
とりあえず、1作目を読んでみようと読み始め、入り込むまで少々時間がかかったものの、通勤電車の中でかなり入り込んでしまいました。途中、中だるみを感じたところでは、思わず結末を先に読み(エピローグの部分)、あら?意外な展開になったようだということがわかって、もう一度後戻りして読み始めると後は一気。よくもまあ、これほどまでにいろいろな出来事が次から次へと起こるものだと思います。最後に黒幕とわかる人間の物語途中での、あれ、これって犯人の行動の定石じゃないかと思ったくだりはあったのですが、本当に犯人だったとは、びっくりしたのも正直なところ。
投稿元:
レビューを見る
トリックは面白い。二重三重にひっくり返る真相は確かに読ませる。しかし救いのない深刻なのに 薄いストーリー展開はいただけない。
投稿元:
レビューを見る
非常に読みやすい。話的には重いがそれを感じさせない軽快さがある。合間合間のホームズの動作を想像すると可愛いなと思うのだが、それらに意味があるのが面白い。
投稿元:
レビューを見る
中学生の時に初めて読みました…
27年ぶりかー(/- -)/
結末を覚えていたってことは、かなりの衝撃だったんでしょうね…
途中で思い出した時、思わず息を飲みました。
シリーズもまた読んでみようと思います(^^)d
投稿元:
レビューを見る
暇な時に軽く読める本が欲しくて、読みやすいと聞いた赤川次郎さんのこちらの本と、同シリーズをネットで安く大量に買いました。
ちなみに私は、今年あったこの作品のドラマ(相葉くんのシリーズ)は一切見てないので、三毛猫ホームズシリーズはこの本が最初となります。
中学生の時に一冊だけ赤川さんの本を読んだ事がありましたが、今読んでみると更に読みやすくてテンポも速くて良いですね。(その代わり次々に人が死んだりしますが…)
結構登場人物が多いなと感じましたが、最終的にはその全員が結びつきました。
犯人に関しては、灯台下暗しと言ったところかな……。
スイスイと苦痛なく読める文と、トリックなども衝撃を受ける程のネタではなかった、良くも悪くも”軽い”作品という印象を受けました。
表現が重たいシーンもあったけど、内容的にもっと重たい作品はありますし、赤川さんの本はそういう重たい本やインパクトの強い本、癖の強い本、そういった本を読み続けるのが疲れた時に手に取ると、何も考えずに、ただ単純にミステリ本として楽しめますね。
三毛猫ホームズシリーズをたくさん買ったので、またこれ以降の巻も気軽に読みたいです。