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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6018576.html)
(収録作品)理由なき反抗(赤川次郎)/鬼女の鱗(泡坂妻夫)/オクタビアヌスの手紙(井沢元彦)/残酷な天使(日下圭介)/真夜中の切裂きジャック(栗本薫)/赤い証言(小杉健治)/最上の策(佐野洋)/毒の女(島田荘司)/入道雲(都筑道夫)/湿った家(宮脇俊三)/第三の罠(三好徹)/黙契(森村誠一)ツタンカーメン王のえんどう豆(山村美紗)
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理由なき反抗 赤川次郎
鬼女の鱗 泡坂妻夫
オクタビアヌスの手紙 井沢元彦
残酷な天使 日下圭介
真夜中の切裂きジャック 栗本薫
赤い証言 小杉健治
最上の策 佐野洋
などを所蔵。
最初は栗本薫を読むために手にしたが,
栗本薫と赤川次郎を対比すると面白いことがわかったので,
次に赤川次郎を読んだ。
推理小説の出版当時の現状が分かった。
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大作家さんたちのミステリー短編集。
借りて読んでみました。
短編って昔は苦手だったけど、最近、読む機会が出来たからか、なかなか面白い。と思えるようになってきました~。
この本もそんな中の一つ。
赤川次郎、島田荘司、森村誠一、山村美紗などなど13の短編からなってます。
どれも結構面白かった。
やっぱり、これだけ名の知れた作家さんだと、短編でも読ませてくれるね~。
私のお気に入りは。
島田荘司の『毒の女』
子供の同級生のママ友達の旦那さんが梅毒にかかり、そしてその友達までもが梅毒にかかってるんじゃないか。と確信をもち、自分や子供や旦那も梅毒をうつされるんじゃないか。と精神ノイローゼになっていく母親の話。
これはね~、もう一気読み。
主人公の母親が狂っていく様がよーくわかる。
もう、ハラハラドキドキ。こういうミステリーは変わってて面白い。
それと、泡坂妻夫の『鬼女の鱗』
これもよかった~~。ミステリーというより、粋なドラマって感じ。
時代は江戸なんだけどね、彫物師が昔、刺青をした客が殺されたんだけど、その背景に隠された真実とは。。。ていう話です。
最後、やられました。
かっこい~~~。粋な彫物師のお話です。
「あれ?え?」
って拍子抜けした短編も1つあったけど、でも全体的には面白い本だったと思う。
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そうそうたるメンバーによるミステリーアンソロジー
・・・なんだけど、何せ50年も前に出されたものなので
今読んでもピンと来ないものが多い(;^ω^)
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赤川次郎、泡坂妻夫、井沢元彦、日下圭介、栗本薫、小杉健治、佐野洋、島田荘司、都筑道夫、宮坂俊三、三好徹、森村誠一、山村美紗のトータル13名の短編を収めた本です。なんだかすごいラインナップですね。しかもどの話しも面白い。この本は栗本薫作品を読むために買ったんですが、その他の作品も良かったですね。
トータル 540 ページもある本なんで、読むのに時間かかるかと思っていましたが、すぐに読めてしまいました。
目当ての栗本作品は「真夜中の切り裂きジャック」。ちょっと(かなり)怖い作品でした。でも「ミステリー」?って感じでしたね。
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おもしろかった!短編集って、好みじゃない作品もあったりするけどこれは全作品良かった☆
中でも「毒の女」「真夜中の切り裂きジャック」が怖おもしろかった!
毒の女は、女の執念…怨念…妬み嫉みがドロドロしててでもドキドキサスペンスで一気読み。
真夜中の切り裂きジャックはいわゆるBL物なんだけど、怖かった…
どの作品ももう少し読みたい!と思わせるものばかりで大満足でした!
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1987(昭和62)年発行、新潮社の新潮文庫。13編。栗本薫『真夜中の切裂きジャック』耽美ミステリー。小説の終わりが主人公(語り手)の相手が殺される、というのはこの作者の耽美作品の一つのパターンのような気がする。井沢元彦『オクタビアヌスの手紙』書簡体ミステリー。手紙の最後のページへむけて中盤以降に手紙の書き手が読み手に対して牙を剥く。たしかに最初から書き手が読み手をペテンにかけているのだろう、とは思っていたが比較的単純だったか。
掲載作:『理由なき反抗』赤川次郎、『鬼女の鱗』泡坂妻夫、『オクタビアヌスの手紙』井沢元彦、『残酷な天使』日下圭介、『真夜中の切裂きジャック』栗本薫、『赤い証言』小杉健治、『最上の策』佐野洋、『毒の女』島田荘司、『入道雲』都筑道夫、『湿った家』宮脇俊三、『第三の罠』三好徹、『黙契』森村誠一、『ツタンカーメン王のえんどう豆』山村美紗、本文中および巻末解説:中島河太郎(昭和61年12月、評論家)、備考:昭和61年8月、小説新潮臨時増刊「書下ろしミステリー大全集」の再編集、