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紙の本

水滸伝専門家による水滸伝研究の書

2000/12/02 04:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 水滸伝専門家を自称する著者が水滸伝研究の最先端を一般の読者向けに書いたよもやま話である。今までまったく『水滸伝』読んでおらず、初めて北方謙三による水滸伝を読み始めた(十三巻予定のうち三巻まで)私にとって、まさに知らないことのオンパレード。先の楽しみのために知らなかった方が良かったと思えるようなこともある。逆に、あまりに専門的すぎて、どうでもいいように思えるようなことも多い。
 それにしても、北方水滸は、元の水滸伝とはかなり異なるものとなっているようだ。いったい、どういう終わり方をさせるのか、楽しみと言えば言える。

 いくつか初めて知る事実を書いておく。
- 水滸伝が初めて刊行されたのは明の嘉靖の初め(16世紀前半)頃らしいが、今日まとまっているものはない。大量に印刷され、ひろく読まれるようになったのは16世紀の末から17世紀初め。
- まず100回本ができ、ついで20回を付け加えた120回本ができ、ついで後半50回を切り捨てた70回本ができた。
- 日本で初めて印刷されたのは1728年。
- 『水滸』とは水の果てという意味
- 『水滸伝』の作者は、施耐庵、施耐庵・羅貫中、不明の三説ある。著者の説は、複雑なもの。複数の執筆者によるものとする。

 なお、水滸伝の先の展開は、北方水滸の現在の話からは想像できないようなものである。それらの内容については、記述しないでおく。

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