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ページをめくるごとに、旅人が島へ入り、島の中の町へ進んでいく。あとがきにもあったけど、街が一つの国であるかのよう。『ビブリア古書堂~4』に登場して、読んでみることに。どのページにも旅人が描かれていて見つけるまでの楽しさも感じる。絵の感じが素敵。
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有名なので、図書館で借りてみた
タイトル通りの内容で、とある街を俯瞰するような、文字通りの字のない絵本
『もりのえほん』に引き続き、手に取った安野作品で、描き込みがすごい
はじめの海の波の具合からして、当たりだ、と思った
海から草原から街へ、それぞれの場所で、それぞれの動物や人間が暮らしている
みんなの動作はわかるけれど表情はわからず、かえってそれが良いのだと感じる
私はどうしても、建物の窓の中に見える人が気になる
一人で何を考えているんだろう?と
あとがきの、「人間は迷ったとき必ず何かを見つけることができる」、「迷うために旅に出た」ということばが、心に響いて、私もいま、旅の途中なんだな、と思うことができる
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中部ヨーロッパの自然や街並みを背景に、細密な描写で旅人を追った文字のない絵本です。鳥の目線で街を俯瞰する構図で、自然や建築を描き、その中には、歴史や文化が遊び心たっぷりに散りばめられています。
小学生だった私が、絵が読めることに気がついたのは、この本をはじめて読んだときでした。知識が増えれば増えるほど発見があり、本を開くたびに、作者が仕掛けた遊びを楽めます。
シリーズ最初の一冊が1977年に発行されてから、26年。
2013年、ついに「旅の絵本 VIII(日本編)」が発行されました。緻密な線画による繊細すぎる技法から、おおらかな筆で描かれた画面に作者の旅も進んでいることが伺ます。シリーズで読んでみると、また、別の発見もあっておもしろいですよ。
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幼稚園でもらい、
その後数年忘れられていた絵本。
小学校で再発見して、
すばらし感動を覚えたことを今でも覚えている。
映画や小説、絵画などなど、
あらゆる芸術を少しでも知っていると、
詰め込まれているユーモアを存分に楽しめる。
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この本はすごい!シリーズで今7巻まで出ています。文字はなし。絵の中にだまし絵・隠し絵・童話・名画・映画のシーンなどなど。1ページをじっくり穴の開くほどみてしまう。あまたある隠しメッセージをお探しあれ。
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名作であるのは間違いない。人びとと街と自然の営みをこのようにページを変えても等質に描くのは人間業とは思えない。
「ウォーリーを探せ」のファインアート版のような楽しみ方もある。埋め込まれた秘密に気付いたときの喜びは格別。
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字のない絵本。だけど、何だか自分が旅をしているような気分になる。水彩を思わせる優しいタッチの絵も素敵。想像しながら楽しめる一冊。
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2017/11読了。細密なヨーロッパの風景に、馬で行く旅人が1人。よく見るとおとぎ話や名画の一場面も描きこまれ、見るたびに発見がある絵本。安野さんの絵は、なんとも言えぬ味わいがあるなあ。
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字のない絵本
作者安野光雅さんが旅でみつけた世界をとても細かく優しい彩色の絵で描かれた絵本
隅から隅まで細かくみると村の中にいろんな人がいて面白い
何度も見返したくなる絵本^^*
あとがきから
~印象に残った文~
人間は迷ったとき必ず何かを見つけることができるものです。私は、見聞をひろめるためではなく、迷うために旅に出たのでした。そして、私は、この絵本のような、一つの美しい世界を見つけました。
追記(2018/1/13)
じっくり観ると、ちょこちょこ童話の絵が・・・
ハーメルンの笛吹き、はだかの王様、おおきなかぶ、赤ずきんちゃんとおおかみもちゃんといる
(。-∀-)面白い♪
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2017.2.4
文字はないが人の物語がある。町が見える。生活が見える。今の世の中は見えなくなってしまったね。安野さんの心の中の風景か。こういう世界がよかった。こういう世界を豊かっていうんじゃないのか。広げすぎず手の届く毎日の中で、自分自身の物語を。あとがきの言葉「人は迷ったときも必ず何かを見つけることができる。見聞をひろめるためではなく迷うために旅に出る」が印象的。おおきなかぶや赤ずきんを見つけて嬉しくなった。
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津和野の美術館で作品の一部を見たので、改めて、代表作を見ることにした。ヨーロッパですね、ボートで上陸した男が馬に乗り、森を抜け、城郭都市に入り、丘で馬を手放し、去って行きます。中世の景色や汽車が走る近代まで、時空が混在するのは、旅する男の空想世界でしょうね。お城から脱出する男や手から離れた風船が飛んでいくところなど、作者の遊び心を見つけるのが楽しい絵本です。
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今さらゆるくはまって2冊目を読む。ヨーロッパの街並みを鳥瞰で描いた絵本シリーズの第1作。次のページを開くと違う街の違う風景なのだが,何人(何匹)かの登場人物がほぼ同じポーズをとっている隠しネタがあることに気づく。
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細部まで描き込まれた絵の中に潜む遊び心。
油断できません。
なんでそんなところで卓球始めたのか非常に気になる。
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ヨーロッパ。名画。昔話。不思議。
絵がつながりあってて、それを見つけると嬉しくなる。
巻末に1ページごとの解説がある。
名画や昔話がモチーフも絵も。
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大人でもふわふわした気持ちになれる絵本。
ウォーリーを探せ的な楽しさがあることを意外と知らない人が多い。