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美しい情景が描かれた本です。
文字はありませんが、対象年齢は5歳から。
絵の中に人々の暮らしがあります。
耕作、果実の収穫、酪農、お祭り、マラソン?大会…。
見れば見るほど、想像が広がっていきそうです。
どこのくに?季節は?など、考えても楽しい。
40年以上前に描かれた本で、
シリーズになっているみたい。
他の本も読んでみよう。
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自分が小さい頃、無心に眺めていた記憶がある。この頃、5歳の娘がテキトーに歌を作って歌ったり、テキトーにお話を作ってしゃべり続けているので、これを与えればもっと創造力が広がるかなぁと思って買いました。
今のところ、一度大喜びで眺めたあと放置しているので、また思い出して見るようであれば、続編も買い足していきたいと思います。
小さく描かれた旅人が、いろんな町を通り抜け、いろんな人に出会うすてきな絵本です。何度見ても飽きないし、私は姉と一緒に見てお話を作っていたけど、誰かと一緒に見るのも良いと思います。世界がどこまでも広がっていることを感じさせる絵本だと思います。
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「旅の絵本」シリーズ、はじめの一冊はどこともいえないヨーロッパ編。この本は、小学生の頃通っていたバレエの稽古場のすぐそばにあったキリンジムという小さなお店(主にサンリオの文具などを扱っていた)のショーウィンドウにながらく飾られ表紙がやや日焼けしたものがどういう経緯かわがやにやってきたのだった。
私にとっては、幼稚園時代の「かがくのとも(せいくらべ)」「こどものとも(もりのえほん)」、入学祝いの「あいうえおの本」に続く安野光雅作品で、このあたりではじめて「安野光雅」という作り手の存在を意識したのかもしれない。
文字はないけれど、狂言回しの旅人と馬を追ってページをめくっていくとときどきどこかでみたような絵が描き込まれていることにはすぐ気づいた。何度も見ているうちにさまざまな遊びや騙し絵があることにも気づき(先に「もりのえほん」や「あいうえおの本」で免疫がついていたおかげもあったかもしれない)、そのうち広告紙の裏に旅人の実況をするようなお話も書いた。知識や経験が増えるにつれ新しい発見があって、そのたびにもういちど初めのページから終わりのページまでなめるように眺め直すのだった。
こう考えると、私はとても恵まれた順番とタイミングで安野光雅作品に出会ってきたのだなと思う。
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テレビで「新美の巨人たち 安野光雅『旅の絵本』×片桐仁」を見て図書館で借りてみた。安野光雅さんは知っていたし、幼少期何冊か絵本を読んだこともあったと思うけど、この『旅の絵本』は初めて読んだ。
テレビ番組を見たからか、大人になった今だからか、この絵本の良さがすごくわかった。海の波がひとつひとつ描かれていて、草が繊細な線で細かく描かれている。絵も美しいが、名画を模した風景や童話の一場面も描かれていて、見つけた時の喜び・探す楽しみもある。こちらの教養を試されそうだが…。
人々の営みがありのままに描かれていて、ずっと眺めていられる。娘も気に入ってくれたようで夜寝る前に二人で読むが、なかなか読み終われず寝るのが遅くなってしまうのが少し困ったところ。次作のイタリア編も楽しみ。
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文字のない絵本。海外を旅してお散歩しているような気分が味わえる。写真ではなく絵だからこその楽しさやコミカルな場面がある。
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自分にとって、人生の教科書みたいな本。
幼い頃にこの本をよく見ていたが、
この本に出てくる旅人のような人生を歩んでいることに30半ばでやっと気づく。
迷った時はここに戻ってくればいい。
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大人ならではの楽しみを誘う絵本の代表格。旅人を案内にその国の農村から都会まで遊び祭り生活の場面が詩情あふれる風景が描かれていますが、そのなかにゴッホやミレーの名画や映画や童話の名場面がさり気なく描かれています。
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0y5m
眺めるだけなのに、なぜか反応が良かった本。
あちこち指さしながら楽しみました。
各所に様々な有名シーンが描きこまれていて、こっそり「ウォーリーを探せ」をしながら楽しみました。一回では探しきれないので、何度も見てしまいました。
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こんな雨の日に読むのにもってこいの絵本。解説以外に1文字もない絵本であるにも関わらず、読み終えるのにとても時間がかかる。安野さんの仕掛けた様々なお遊びや名画・童話の数々を発見する楽しさに魅了される。名もなき人々の物語を想像するのも楽しい。結婚式から新婚旅行、のちに子どもが産まれる夫婦の物語も、数ページに渡り展開される。ミレーの『晩鐘』の挿入場面も非常にマッチしている。
『おおきなかぶ』や『ハーメルンの笛吹き男』、『ブレーメンの音楽隊』が可愛らしい。15年程前になんばパークスのおしゃれな本屋さんで出会ったときに購入していれば、と今でも悔やんでいるほど、もっと早く読みたかった作品。
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ち:文字のない絵本、想像する力をテーマに
シンデレラなど探すのが楽しいようです。
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★2022.10(1年・2年・3年)
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すごく細かく美しい絵。子どもが生まれる前から持っていて、最近子どもが棚から持ってきて、
お馬さんを探すゲームのように使って、毎晩読んでいます。
一緒に絵を見ながら、「なにがいるね、これはなにしてるんだろうね。」と話しながら、いろんな景色を見て楽しむのが、寝る前のいい時間。
静かで穏やかで、私もふぅと癒されます。